あなたの不要なものは何ですか?
それを、適時手放しているでしょうか?
物を捨てられない、という人はいると思います。
不要なものを捨てようと思って、整理しているうちに、昔の写真とか、メモ帳とか、日記とかを懐かしく見てしまい、作業がさっぱり進まない、という経験をしたことがある方は、多いのではないでしょか?
今となっては不要になったとしても、昔の自分にとって大切だったものって、手放すのは精神的に難しいと思います。私も、会社勤めを始めたころにもらった給与明細を、なかなか捨てることができなかった過去があります。初めてもらった給料って、すごく感慨深くて、その思い出とリンクしてしまっていたのでしょう。学生時代にもいろいろバイトをしていて、お金はもらっていたのですが、初めての給料は、精神的には特別に感じていたと思います。お恥ずかしいことに、その会社を辞めるまで、初めての給与明細を捨てられなかったんですよ。
今考えると、あの時はなんでそこまで大切にしていたのか謎ですが、ああなたにも、同じようなものがもしかしたら、あるかもしれません。なので、今の自分に必要はものは何か、ということを定期的にチェックして、不要なものはさくっと手放す、というのはとっても大事なことだと思います。物理的に、家に置いておけるものの量って限界があります。特に日本の場合は家が狭い傾向があるので、不要なものを置いて置ける余裕がある人は少ないはず。また、私たちは目に見えないところに置いてあるものであっても、精神的にはものを把握するエネルギーを常に使っている、という話を聞いたことがあります。普段、そのものを表層意識では考えていなかったとしても、精神空間何で、所有しているものを把握するスペースが必要なのだそうです。精神空間は無限に思えますが、パソコンと同じでメモリー量は有限です。一度に色々なアプリを動かすと、動作が遅くなるように、私たちの脳内メモリーに、不要なものを置かないように注意したいものです。
そして、要・不要なのは、物理的なものだけではありません。
自分の中にある、考え方や価値観も、不要なものは手放していくのが良いと思います。例えば、男なら人前で泣いてはいけないとか、女の子らしくしなさい、というような昔の価値観が自分の中に残っていないかも確認してみたいですね。同時に、同じ会社で一生働き続けるとか、同じ仕事をやっていける、お金は銀行に預けておけば大丈夫というのも、今の時代には合わないと思います。もしかしたら、選挙なんて行っても何も変えられないとか、お金持ちは悪い人だとか、好きなことなんて仕事にできないとか、そういう価値観も時代遅れになっているかもしれません。今の自分には、もう不要だなと思ったら、手放しましょう。
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