万葉集って知ってますか？
それを超訳したベストセラーが『愛するよりも愛されたい』です。
実は、この本を読んでいないのですが、出版に至るストーリーに感動したので、書いておきます。
著者の佐々木良さんは、金なし、仕事なし、彼女なしの状態から、この本の出版で大逆転を実現したのです。
さて、「愛されるよりも～愛したいマジで～」
という歌詞が思い浮かぶなら、まずタイトルにクスッとなります。
これで笑える人は、同年代でしょうかｗ
令和という元号が、万葉集に由来していることは知っている人は多いと思います。
著者が、万葉集の解説本を読んで、なんてわかりにくい！と思ったのが、本書を書くきっかけ。実は、こういった否定から生まれるサービスって、意外に多かったりします。
で、著者がこだわったのが、「現代の若者言葉」で、かつ「奈良弁」。
当時の日本の中心が今の奈良あたりだったことに起因しているそうです。
でも、どの出版社に持っていってもダメでした。
＜無謀その１＞
あのコロナ給付金で出版社を立ち上げ！
当時、生活もカツカツだったというのにあの１０万円を全部つぎこんだそう。
どう考えても無謀です。生活費はアルバイトで稼いだとのこと。
そして、生きた奈良弁を学ぶために、香川から奈良へ通う生活。
プラス若者言葉を学ぶ目的で、ギャル雑誌を読み漁ったと言いますｗ
＜無謀その２＞
奈良詣で出会った女性に、会って２時間でプロポーズ！！
どうかしてますよね。
でも、なんと成功するのです。
＜無謀その３＞
で、この本がやっと完成！
でも、ここでさらに無謀なことをやります、
なんと、本屋に売り込まず、自身の結婚式の引き出物にしちゃうという暴挙ｗ
でも、結婚式の参加者に地元のマスコミ関係者がいて、番組で紹介してもらうことに。
さらに、読んだ人から、アマゾンで売ってみたら？と言われ、試しにやってみたら、売り切れ連発となったといいます！
そこから２０万部を達成し、仕事、お金、そして結婚まで手に入れたわけです。
なんか面白そうと思ったら、読んでみてくださいね。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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