50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

あなたの『当たり前』に救われている人がいる

 

 簡単にできること、ありますよね?

「こんなの誰でもできるでしょ」

そう思っていることが、あなたにもあると思います。

でも、よく考えてみてください。他の人には簡単にできることで、あなたが苦手なことだってありませんか?


人それぞれ「当たり前に出来ること」は違う

早起きが得意な人もいれば、夜型の人もいます。
地図を読むのが得意な人もいれば、方向音痴の人もいます。
人の話に自然と共感できる人もいれば、それが苦手な人もいます。

人にお願いするのが苦手な人から見たら、「これ手伝って」「助けて」と素直に言えることは、とても羨ましい長所に見えるかもしれません。

逆に、あなたが「これくらい普通でしょ」と思っていることが、他の人にとっては「すごいな」と感じられることなのです。


あなたの「当たり前」に救われている人がいる

「当たり前」だと思っているあなたの行動に、実は救われている人がいるかもしれません。

例えば:
- いつも笑顔で挨拶するあなたに、元気をもらっている人
- 困っている人を見つけたら自然と声をかけるあなたに、感謝している人  
- 丁寧にメールの返事を書くあなたに、安心感を覚えている人
- 時間を守るあなたを、信頼できる人だと思っている人

「こんなの誰だって出来る」
「自分は大したことない」

そう思い込んでいるあなたのその存在に、支えられている人が必ずいるはずです。


気づいていないだけで、あなたには価値がある

私たちは自分の長所には気づきにくいものです。

なぜなら、自分にとって簡単にできることは「当たり前」だと感じてしまうから。でも、その「当たり前」こそが、あなたの特別な才能なのです。

料理が得意な人は、手際よく美味しい料理を作ることを「普通のこと」だと思っています。でも、料理が苦手な人から見れば、それは魔法のような技術に見えるでしょう。

整理整頓が得意な人は、きれいに片付けることを「当然のこと」だと思っています。でも、片付けが苦手な人にとっては、その能力は本当に羨ましいものです。

人の気持ちを察するのが得意な人は、相手の感情に寄り添うことを「自然なこと」だと思っています。でも、それができない人にとっては、とても尊敬すべき能力なのです。


自分の存在価値を見失いそうな時こそ、思い出してください。

あなたの何気ない言葉に励まされた人がいること。
あなたの何気ない行動に助けられた人がいること。
あなたの何気ない存在に支えられた人がいること。


今日から、自分が「当たり前」だと思っていることを少し見直してみませんか?

「これくらい誰でもできる」と思っていることの中に、実はあなたの素晴らしい才能が隠れているかもしれません。

そして、その才能で誰かを笑顔にできているかもしれません。

 

先日、こんなことがありました。
私がヘルプに入っているプロジェクトで「メール作成のところ、助けてもらえますか?」とお願いされたので、私はいつも普通にやってることなので、「いいよー」と軽く答えたのです。そしたら、「本当ですか?助かります!」とめちゃくちゃ感謝されたのです。。自分が簡単に出来ると思ってることが、そんなにも喜ばれるなんて、実はすごく意外だったのです。

あなたの「普通に出来ること」にも、そんなことがあるかもしれませんよ。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。