なぜかわからないけど「運のいい人」っていませんか?
今日の1冊は、中野信子さんの『科学がつきとめた運のいい人』です。
本書は運をよくするための行動・考え方を脳科学の知見をもとに解説した1冊。なんとなくではなく、運がよくなりたい!という方におすすめ。
本書で書かれていることを、超簡単にまとめると、以下のようになります。
・運がよくなりたい!と考えて、自分を変えるのはNG
それよりも「いまの自分を最大限に生かす」・その基本は「自分を大切に扱う」こと
・常識よりも自分を上におく!
・やるかやらないかは「おもしろそうかどうか」で決める
・運がいいと声に出して言う>長期記憶に残りやすい
・脳は刺激のない状態よりリスクのあるほうを好む
「ひとり勝ちしようとしない」
面白かったのは、「ひとり勝ちしようとしない」ことが挙げられていること。
自分だけが生き残って、他は全滅しようがかまわないという道より、まわりとうまく共存できる道のほうが、長く生き延びることができる、というもの。同じようなことを、本田健さんは「上手に負ける」と表現していることと似ていると思います。というのも、もし、常に相手だけが得をしているような状況があったとしたら、だんだんと不満が募っていくと思いませんか?思い出してみてください、あなたにもきっと、苦い記憶があるのではないかと思います。
「自分だけでなく、誰かの幸福も願う」
これは、見知らぬ誰かという意味ではなく、自分が叶えたい願いの先に、自分以外の人の幸福がないかを考え、その人の幸福を願うという意味。あなたのお客さんや、その周りの人の幸せなどが該当するということです。より多くの人の幸せを真摯に願っている人がいる人と、そうでない人、あなたはどちらを応援したいと思いますか?きっと、前者だという人のほうが多いはずです。だから、誰かの幸福も願う人は、たとえうまくいかないことがあったとしても、多の人が助けてくれることで、結果的に運をつかめるということでしょう。
でも、ここまで読んで、自分はもう手遅れかも、という人もいるかもしれません。
でも、脳科学的には、運のいい人脳への書き換えは、何歳からでもできる!とのことなので、安心してください。
そして、運をよくするための、著者のおすすめの方法が最後に書かれているので、興味がある方は読んでみて下さいね!
<目次>
第1章 運のいい人は世界の中心に自分を据える
第2章 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む
第3章 運のいい人他人と「共に生きること」をめざす
第4章 運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める
第5章 運のいい人は祈る
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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