こんにちは。
今日は最近なにかとニュースになっているビッグモーターの件について。
そこまでニュースを見ているわけじゃないのですが、近年まれにみるほどの、パワハラや、大掛かりな不正行為が行われていたようですね。「買取台数6年連続日本一」の会社がここまでめちゃめちゃなことをしていたことに、驚きしかありません。
例えば、
・ゴルフボールを入れた靴下を振り回して車体に傷を作り、水増しした修理費に基づいて保険金を不正請求
・社内のLINEで、部下を罵倒する
・自分の命令に従わない店長を降格させる
・店舗前に除草剤をまいていた、街路樹を勝手に伐採した
・Googleの口コミに、社員が良い内容を書き込むよう強制された
などなど、本当に日本で起きたこと?と疑いたくなるようなことばかり。
同時に、考えてしまうのは、なぜこんなことがなかなか表に出てこなかったのか?ということ。今回の件は、内部告発があり、第三者による調査によってはじめて表面化した、と言います。やはり、自社による調査だけだと、限界があるということを露呈した形ですね。
そして、それと同時に考えてしまうのは、社内の人間がこんな不条理なことに、ずっと従ってきたこと。普通に考えたら絶対におかしいと思うことであっても、仕事ならしたがってしまう、ということがあるんだということですね。
そしてそれは、
・上司に反抗してはいけない
・上司の言うことなら、何でも従わなければならない
・お金のためなら、人を騙しても良い
こういう考え方が根底にあるのではないかと思った次第です。
もちろん、ビッグモーターの社員全員がこう思っていたわけではないでしょう。実際に、内部告発した人もいました。ただ、多くの社員は上からの命令に、内心はどう思っていたかわかりませんが、したがってしまった人が多かったわけです。
これって、学校のいじめでも、似たようなことが起こっていたりするんじゃないかな?と邪推してしまいます。一人のいじめっこが、弱い立場にある人をいじめる。いじめっこの配下たちは、命令に従うし、多くの子どもたちは、自分がいじめにあいたくないから、いじめに消極的に加担するか、見てみぬふりをし続ける。もし、そういう体験を少しでもしていたり、見ていたとしたら、その延長線上で考え、行動してしまっていたのかもしれません。そう考えると、なかなか根深い問題だなと思います。
このブログのエントリーでも以前書きましたが
不条理な現実にどう立ち向かうのか?ということは、その人の生き方がもろに出ると考えています。もし、目の前で明らかに不条理なことが起こったら、それに従うのか?それとも、反対を表明するのか?そして、たとえ金銭的に不利になったとしても、それができるのか?改めて考えてみたいですね。
そして、日常の小さいところから、なんかおかしいと思ったことには声をあげていく。
すぐに日本の会社や社会が変わるとは思いませんが、子供たちの時代には、きっと影響が出てくると思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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