50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

平均点人間になっていませんか?

本当はやりたくないこと、やってませんか?


今日の1冊は、四角大輔さんの『人生 やらなくていいリスト』です。

アーティストプロデューサーとして絢香、Superfly、平井堅などをヒットさせ、現在はニュージーランドを拠点に、執筆家環境保護アンバサダーとして活動する四角大輔さんの著書。

 

そんな実績を誇る四角さんも、30歳になるまではダメ社員だったと言います。そんな四角さんをを変えたのが、「自分が納得できることだけをやる」というシンプルなこと。

 

そこに行きつくまでには、「当たりまえ」「普通みんなやる」「できなきゃだめ」といった声に耳を傾け、うまくいかなかった日々があったといいます。そして、そういった外部の声に左右されず、できることだけに集中しだしたら、仕事も人生もうまくいくようになったというのです。

 

本書はそんな四角さんが考える、自分らしく生きるためにやらなくていいことが、
40のポイントとして詰まっています。そのいくつかを紹介しますね。

 

●うまく話せなくてもいい

 

 うまく話さないと伝わらないとか、コミュニケーション能力が高くないといけない、そう思っている人は多いと思います。でも、「たったひとつだけでいい。自分が大好きな何かについて必死に話して、他人に興味をもってもらうことだけができればいい」と本書では説いています。何を話すかが重要。それが決まったら、練習が必要とも書かれています。「できるだけ短く、シンプルに話す」がポイント。それを繰り返し練習することで、あなただけの「鉄板トーク」が完成!


●欠点はなおさなくていい

 

こう聞いて、気持ちが楽になる人は多いと思う。学校で不得意な科目が誰にでもあったはず。国語が苦手な人は、「苦手な国語をもっと頑張れ」と言われて、心底嫌だったはずだ。四角さんは15年間レコード会社にいて、たくさんのアーティストを見てきたが、欠点のない万能アーティストなんて存在しなかったと言います。彼らは、「たったひとつの大好きなこと」に集中することで、名曲やパフォーマンスを生み出している。「得意」×「苦手」で生まれるのが「オリジナリティ」。だからこそ、欠点に目を向けるのではなく、いいところを伸ばすことに集中したほうが良いのだ。


●「ToDoリスト」はなくていい

 

日本人の多くが抱えている「ToDoリスト病」。社会人になってもやりたいことがわからないという人は、学校でToDoリストをこなすことに慣れすぎて

、自分がやりたいことを意識することがなかったからだと思う。そこで著者の質問

 

「そのToDoリストのなかで、やらないと人生が終わることっていくつある?」

 

を考えてみて欲しい。
はっきり言って、今のToDoリストに、絶対にやらなければならないことは、ほぼないことに気づくはずだ。

 

もし、「自分がやりたくないと思っていること」に、人生の多くの時間を費やしている人を見たら、どう思いますか?「やりたいことをやったほうがいいよ」と言いたくなると思います。もしかしたら、あなたがそんな人になっていないか、チェックしてみて下さい。

 

いかがでしたか?
世の中で常識とされることの逆を行くことが、たくさん書かれています。

 

人生は、長いようで短いものです。


本書の言葉を借りれば、

「人生なんでもやれるが、すべてはできない」

 

だからこそ、やりたいことを一点突破することこそが、自分らしく生きる道。

「みんな」と違っていても、一ミリも気にしなくていい。

そんな言葉が、踏み出す勇気をくれる1冊。

 

時間がなくて、やりたいことができないという方や、自分らしく生きたいという方は、ぜひ読んでみて下さい。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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