「あー忙しい忙しい」
「時間が全然足りない」
こんな風に考えたり、口に出してしまったことってありませんか？
仕事の締切直前だったり、明日が試験だったり、すごく急いでいる時など、私たちは「時間がない！」と焦ってしまいがちです。
そんな時に限って、普段しないようなミスをしてしまうことってありませんか？私は、机やドアの端っこに足をぶつけてしまうことがありますが、大抵焦っている時です。焦れば焦るほど、身体のコントロールがきかなくなってしまうようです。人によっては、焦っている時に限って、忘れ物をしたり、逆方向の電車に乗ってしまったり、モノを無くしてしまったりするかもしれません。ただでさえ時間がないと焦っているのに、さらに時間を無くすようなことをしてしまうのです。ほんと、焦るとろくなことありませんよね。あなたにも、そんな経験がきっと１回くらいは、あるはずです。
じゃあ、この焦りを少なくして、こころに余裕を持たせるには、どうしたらいいのか？
そのことをメンターに聞いたら、こんな回答をもらいました。
「心のゆとりがない時ほど「心のゆとりがある」とアファメーションするといい」
例えば、時間がなくて焦っている時には
「まだまだ時間がある」
と心の中で唱えるのです。
そんなこと？
と思った人もいると思います。
でも、人の心理って不思議なもので、「まだまだ時間がある」としっかり思うことで、実際に心にゆとりが生まれるのです。焦っているとき、ほとんどの人は視野が狭くなってしまいます。だからこそ、何かにぶつかったり、何かを落としたりと、普段ならしないようなミスをしてしまうのです。
そう考えると、本当に焦りまくって、こころに余裕が無くなる少し手前の時点で、いったん立ち止まって「自分はまだ大丈夫」と気持ちを落ち着けることができればいいですね。今日が締切だ！という日の朝に、「今日は落ち着いてやるぞ」と宣言したらいいのかもしれません。
こういった、焦ったり、こころにゆとりがもてそうにない時こそ、自分の中に心の余裕を持てるかどうかは、本当に大事だと思います。１日２４時間という時間は、誰にでも平等に与えられるものですが、その時間を焦りまくって過ごすのか、余裕をもって過ごすのかで、人生は全然違ってくるでしょう。
たとえ、ToDoリストがあったとしても、本当に必要なものだけを厳選するのか、考えずに全部やろうとするかで、必要な時間は変わるのです。できれば、今ここからでも、こころの余裕を意識してみて下さい。
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