50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

「最短最速主義」の落とし穴

 

最短最速で成功したい、そう思っていませんか?


それはお金を稼ぐことだったり、最低限の文字数・投稿数でブログのアクセスを増やすことだったり、本を出版することや、目標を達成することだったりするでしょう。もしかしたら、最低の勉強時間で、志望の学校に受かることかもしれません。秒速で億を稼ぐとか、そんな本が売れたこともありましたね。

 

そして、あなた自身や、周りの人でも、そういう「最短最速」で何かを成し遂げることを目的にしている人もいるかもしれません。かくいう私の周りにも、そういう人が登場してきたので、メンターに聞いてみました。すると、そういう人がわかっていないことを教えてくれたので、紹介します。


落とし穴1)人生を楽しめない

 

 最初の落とし穴は、人生を楽しめないということです。スピードを重視するあまり、余暇を楽しんだり、家族との時間を大切にしたりすることを忘れてしまうことが原因です。目的を達成するためだったら、睡眠時間を削ったり、経費を削ってしまったりしてしまうので、健康を害したり、不測の事態があった時に計画が破綻してしまうのです。滅茶苦茶頭が良い人でも、こういった事態に陥ってしまうこともあると言います。


落とし穴2)祈りを込める余地がない
 
 あるベストセラー作家は、200ページの本を出版するために、その3倍、600ページくらいの文章を書くそうです。そこから、本当に必要と思われる文章だけを残すべく、400ページ分を削ったり、圧縮するというのです。本を読んでくれる人の人生が少しでも幸せになってくれるよう「祈りを込める」作業だと言っていました。アップルの創業者スティーブ・ジョブズも、ユーザーが目にすることのない部分のデザインも決して手を抜かなかったことを知っている人もいらっしゃると思います。こういった、一見無駄に思える作業に、1つ1つ真剣に向き合うことは、本当に素晴らしいものを作る際に、欠かせないことだと思いますが、最短最速だけを目指すことは、これとは真逆のことだと思います。

 

落とし穴3)周囲の人が離れてしまう

 

 高い山への登山では、高山病対策として身体が順応する時間を取る必要があることは、知っている人が多いと思います。低酸素状態に身体を慣らしておかないと、危険だからです。でも、「最短最速」にこだわると、そういった時間をかける必要があることを、すっ飛ばしてしまうのです。例え、周囲の人が、このまま進むと危ないよ!と忠告したとしても、なかなか聞き入れてもらえない。その結果、最初は応援していたとしても、ついていけなくなる人が出てきてしまうのです。もちろん、それでもかまわない、という人もいるかもしれませんので、それはそれで本人の選択を認めてあげたいです。


いかがでしたか?

もちろん、短期決戦をしなければならない時もあります。そういう時は、期間限定の戦術を採ることも必要でしょう。ですが、基本的には人生も仕事も、基本的には長期戦を前提で考えたほうが良いと思います。自分は、最短最速でいきたいのか、長期的に幸せな人生をいきたいのか、選択する手助けになればうれしいです。

 

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