生成AI、活用してますか？
昨日、面白いサイトを見つけたので紹介します。
それが、ChatGPTのGPT4を、完全無料で使えるというサービス「リートン」です。
ChatGPT以外にも、ClaudeやPaLM2、SDXLなどが無料で使えちゃいます。無料のサイトだと、色々制限があったり、自由に使おうとすると結局課金が求めれるところが多いのですが、このリートンは、本当に完全無料なところがすごい！利用にはさすがにユーザ登録は必要ですが。色々な生成AIが完全無料なので、試してみるにはピッタリ。
特に画像生成AIが使い放題なのって、自力で色々できる人以外には、うれしいですよね。また、「マイAIキャラ」という機能で、GPTsのように、カスタマイズしたAIを作成することも可能のようです。すでにユーザーが作ったAIキャラが公開されていて、それを利用することもできます。ここも、GPTsの使い方と似ています。
画像生成は、SDXLと、JapaneseSDXLの２種類です。GPT4は使えますが、画像の生成は対象外になっています。SDXLは英語に最適化されているようで、日本語で指定してもあまり良い画像を生成してくれないようです。
実例を紹介しましょう。
「自分が未来に向かって進んでいくと、その道が光輝くようなイメージで、全体的に明るい、癒やされる画像を生成してください」を指定して出力された画像がこれです。なんか、あまり反映されてない感じですよね。
これを、英語にするとどうなるでしょうか？
「The overall image is bright and soothing, with the image of the road shining brightly as you move toward the future.」と指定して出力した画像がこれです。まずまず、こちらの意図を反映しています。
対して、JapaneseSDXLは日本語での指定も結構理解してくれます。
さきほどSDXLに指定したのと同じ日本語を指定すると、こんな画像が出力されました。SDXLとは全然違いますよね。
ちなみGPT4でも画像を生成させようとしたのですが、受付してもらえませんでした。ただ、代替案として下記の内容を提案してくれました。なかなか賢いですね。
＜GPT4の提案＞
私はテキストベースのAIであり、画像を作成したり、視覚的なコンテンツを直接生成する能力はありません。しかし、このシナリオを基に、あなたがイメージを具体化するための詳細な記述を提供することはできます。それによって、あなたや他のクリエイティブな個人がこの描写に基づいて実際の画像を作成することが可能になるでしょう。
ということで、さきほどの文章を試してみたところ、こんな文章を生成してくれました。
＜GPT4が出力した文章＞
あなたは、未来への道を歩んでいます。この道は、希望と夢に満ちた光で照らされており、その光はあたかも太陽が地平線から昇る瞬間のように、周囲を明るく照らしています。足元から始まる道は、遠くの地平線に向かって伸びており、その先には限りない可能性が広がっています。道の両側には、色とりどりの花が咲き乱れ、空気を甘い芳香で満たしています。これらの花は、あなたのこれまでの成長と進歩を象徴しており、未来への旅に寄り添うようにあなたを励ましています。
空は、柔らかなパステルカラーで塗りつぶされ、穏やかな雲がゆったりと流れています。太陽は、温かく心地よい光を放ち、あなたの肌を優しく撫でます。この光は、あなたの心の中にある不安や恐れを溶かし、希望と勇気で満たしてくれます。
あなたが歩を進めるたびに、道はさらに明るく輝きを増し、その光は未来への道しるべとなります。この光は、あなたがこれまでに経験した困難や挑戦を乗り越えてきた証であり、これから迎える未来への確固たる信頼を表しています。
このイメージ全体からは、前向きなエネルギーと癒やしの雰囲気が漂い、見る者に希望と勇気を与えます。未来へ進むことの美しさと、その旅がもたらす無限の可能性を感じさせる、心温まるシーンです。
結構、具体的にイメージを膨らませてくれます。頭の中に描いたイメージを伝えると、文章として出力してくれるので、こういう使い方もありですね。
せっかくなので、この文章を「JapaneseSDXL」に入力してみました。
その結果がこれ。
うーん、AIまだまだっすね！
いや、たぶんこういう使い方が向いてないだけでしょう。
おそらく、情報量が多すぎるのではないかと思います。
さきほどの、GPT4とのやりとりで、
「その道にはどんなものがあるとしたら、あなたはどんな冒険をするのでしょうか？」
という質問が表示されていたので、それを選択してみました。
そうすると、こんな結果が。
＜GPT4が出力した文章＞
その光輝く道には、未知なる冒険が待ち受けています。この旅路には、夢と挑戦が織り交ぜられたさまざまな場面が展開され、それぞれがあなたの成長と自己発見の機会を提供します。以下に、この道であなたが体験するかもしれない冒険をいくつか想像してみましょう。
知識の森を通る冒険
あなたは、無限の知識が詰まった森を探検します。この森には、古代の賢者たちの書かれた書物や未知の言語で書かれた秘密の文書が隠されています。あなたは、謎を解き明かし、新たな知識を身につけることで、自分自身の理解を深め、未来への道を照らす光を強めていきます。感情の海を渡る冒険
次に、あなたは広大な感情の海に船出します。この海は、喜び、悲しみ、怒り、愛など、人間が経験するあらゆる感情の波に満ちています。あなたは自分の内なる感情と向き合い、それらを乗り越えることで、自己理解と精神的な成長を遂げます。創造の山を登る冒険
そして、あなたは創造の山に挑戦します。この山を登ることは、自分自身の創造性と直面し、新たなアイデアやプロジェクトに挑むことを意味します。山頂に立った時、あなたはこれまで見たことのない景色を眺め、自分自身の可能性を再確認します。未来の門を開く冒険
最後に、あなたは未来への門に到達します。この門を開くためには、これまでの冒険で得た知識、経験、創造性を駆使する必要があります。門を開けると、あなたの夢が現実となる新しい世界が広がっています。あなたはこの新しい世界で、自分だけの物語を創造し、無限の可能性を追求していきます。これらの冒険は、あなたが自身の限界を超え、未来への道を切り開くための試練です。各冒険は、あなたに価値ある知見と経験を提供し、さらに輝かしい未来へと導いてくれるでしょう。
画像生成はまだまだでしたが、文章の生成はなかなかのものだと思います。
ここまで生成した後、「その道を進むと何が待っているでしょうか？」などの選択肢が表示されていました。なので、ここからさらに詳細な情報を文章で生成できそうです。
簡単な小説なら、AIとの協業でできてしまいそう。AIで挿絵も作成すれば、AIだけで絵本が出来そうです。AIの可能性を感じますね。
いかがでしたか？
AIは使ってみたいけど、無料じゃないとね。
という人には、リートンをおすすめします。
今回、画像生成をメインに使ってみましたが、現時点ではChatGPTの有料版や、BingImageCreaterのほうが、生成される画像のクオリティは、かなり高いと感じました。参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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