50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

最近ハマっている『月が導く異世界道中』について

 

今日は最近ハマっている小説について。
それがあずみ圭さんの『月が導く異世界道中』です。

 

すごく簡単に説明すると、日本に生まれた主人公が当然異世界に召喚される。
ここまでは割とあるパターン。ところが、彼を召喚した異世界の女神は、主人公の見た目を嫌い、すぐに放り出してしまう。で、主人公は世界の果ての荒野で生き抜くことを強いられるが、なんとか生き抜き、協力な仲間を得て、商人として生きていくお話。

 

異世界は、多種多様な種族が生活しているが、女神が祝福を与えたのはヒューマンのみ。その状況をよしとしない主人公は、亜人やら魔族でも困っている人がいれば助けていく。それを可能にしているのが、主人公のチート的な強さと、どんな種族とも話せる能力だったりするわけです。

 

同じ人間でも対立が絶えないのは異世界も同じですが、さらに種族が違う生物が混じれば、世界はどうなるのか?もし、どんな人とも話せるとして、もし、どんな妨害をもたたきふせる力があったとしたら、どう世界を変えていくのか?それが興味をそそる小説です。


そして、異世界ものの中でも、神様が出てくるものは少数派。


転生したらスライムだった件」「精霊幻想記」では、神はなぜか、世界から消え去り、それが原因で世界は混乱に陥るります。『月が導く異世界道中』では女神は存在し、世界に介入してきます。主人公は、女神に捨てられた存在なわけで、他の異世界ものとは、かなり共通項が少ないのが特徴です。まぁ、そこまで異世界ものを読んでいるわけではありませんので、あくまで私の中での話です。

 

人種問題や、宗教の違いなどで、なぜこうも対立や憎しみが生まれてしまうのか?それを考えさせられる作品でもあります。興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。今、アニメも放送中のようなので、そちらもぜひ。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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