50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

ポジティブ思考全盛期ですが、ネガティブも結構重要な件

昨日は、「ネガティブを打破したい人」向けの投稿をしていて何ですが、今日は逆の話です。

 

happyrich50s.hatenablog.com

 

ポジティブに考えがちな人も、ネガティブに考えがちな人もいると思います。ただ、100%ポジティブな人も、反対に100%ネガティブな人もいません。どんなにポジティブな人でも、不安に思うことは必ずあります。あの松岡修造さんも『ネガティブが人を強くする!』という本で、自分はネガティブ人間だと言っています。テレビなどで見る彼は、ネガティブな部分をポジティブに脳内変換した姿だと、ご自身で語っています。

また、先日亡くなった、ダイソーの創業者の矢野博丈さんも、ネガティブだったと言います。彼の言葉には、ネガティブが満載です。例えば、

 

ダイソーなんて底の浅い商品ですから、やがて潰れるに決まってると確信を持っていました

 

ダイソーはつぶれる。そうしないために、一緒にがんばりましょう、と社員に言っている。


好調なときに、「いつかはダメになる、こんなことが長く続くわけがない」と恐れおののく力が会社の力だと思う。

 

 

 

といった具合です。

こういった言葉に接して感じることは、「うまくいかない可能性」に目を向けることの重要性です。今、仕事がうまくいってても、未来はどうなるかわかりません。日本は地震が多い国。私が生きている間だけでも、阪神淡路大震災東日本大震災能登半島地震がありました。今関東に住んでいるので、生きているうちに、大きな地震にあう可能性は十分あると考えるほうが自然です。そのときどうするのかを考えて、水や食料を備蓄したりするのは、必要なことだと思います。お金を複数の銀行に分散させたり、株式や不動産に分散投資したり、金を買っている人もいるかもしれません。矢野博丈さん風に言うと、

 

「いつかは被災する。今の生活が長く続くわけがない」

そう思えるかどうかで、人生が全然違ってきます。


そして、人間関係はポジティブとネガティブの綱引きだと認識することも大事だと思います。上司や社長がポジティブだと、社員がネガティブになりがちです。すごくポジティブな人と接すると、自分の気持ちがネガティブになるというのは、経験があるのではないでしょうか?上司がポジティブすぎる目標を掲げると、部下たちはそんなの無理、と考えてしまいがちですし、矢野博丈さんのように、社長がネガティブだと、反対に社員がポジティブに頑張る、ということもあります。

 

あなたも、「自分にはできない」「私には無理だ」というような人に対して、「あなたならできるよ」とか勇気づけたくなったことが、一度くらいはあるのではないでしょうか?反対に、アンミカさんのように、いつもポジティブな人を見て、自分はあんな風にはなれない、無理だ、と感じたことがある人も、いると思います。

 

私たちは、ポジティブ100%にも、ネガティブ100%にもなれません。どちらかに極端に傾くと、かならず反動がきます。ネガティブを無視し続け病気になってしまったり、部下が一斉に辞めてしまうなどの話は、枚挙にいとまがありません。自分の中にある、そして、誰かの中にあるネガティブな感情を、否定せずに受け入れることができる、そんな人間になりたいものですね。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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