50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

人生とは、自分だけの正解を探す旅路である

はっきり言おう、この世は「間違い」であふれていると。

 

たしかに、数学のように計算には正解があるかもしれない。
ただ、それ以外の事柄では、絶対的な正解などない。

 

逆に言うと、私たち一人ひとり、そして生きているその瞬間の数だけ、それぞれの正解がある、ということだ。

 

さいころから、学校の試験の連続で、正解と間違いを経験してきた私たちには、どうしても絶対の正解を求めてしまう癖がついている。そして、いざ社会人になってみるると、100点満点の正解など全くない事態に直面する。ダイハツのように、社内で正解だと思った論理が、社会では通じない、なんてことを自分で経験したり、ニュースなどで見たりしたことはあると思う。社内でも、部署などどんどん変わっていくし、自分自身の価値観だって変わってしまうのだ。

 

今、結婚したくない人が増えているというが、収入の問題だけでなく、他人と一緒に生活することで発生する様々な制約を受けたくないとか、そもそも、結婚する相手を間違うリスクを恐れている、という可能性もあるだろう。たとえ結婚して子供を授かったとしても、どう育てればいいのか、迷いはつきない。「ほめて育てればいい」という人もいれば、反対のことを言う人もいる。何が正解かわからなくなり、思考停止してしまう人が出てくるのも無理はない。

 

だからこそ必要なのは、そもそも「正解なんてない」と認識することだ。そうすることで、間違いを気にする必要がなくなる。それだけで、心の負担が相当に減るのではないだろうか?大事なのは、その瞬間の自分の思考や感情を大切にすること。そして、それに基づいて行動することだ。とはいえ、自分の発言や行動には、責任が伴うことも覚えておきたい。

 

想像してほしい。
あなたが理想とする世界で、人々はどんなことをしているだろうか?

 

誰もが、自分の大好きなことをしていて、支えあっている世界。パンを作るのが好きな人がパンを焼き、トラックを運転するのが好きな人は、様々な商品を、遠くに楽しそうに届けている。歌うのが好きな人は、毎日感謝の歌を歌っている。みんな、自分が大好きなことをすることで、社会全体がキレイに回っていて「ありがとう」の言葉であふれている。そんな世界になったらいいなと私は思う。あなたがどうだろうか?

 

もし、できることなら、あなたが理想とする世界でしているような行動をしてほしい。そういう人が少しでも増えれば、きっと世界は少しづつ良くなっていくはずだ。


今日は、末吉宏臣さんの『発信する勇気』を読んでインスパイアされた内容をお届けしました。


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