50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

正解がない時代こそ、基本が大切だ!

正解が知りたい!と思いませんか?

まぁ、物事に正解があるのなら、誰でも知りたいと思うのが人情ってものでしょう。

さいころから、テストテストで正解があるんだよってことを刷り込まれてきた私たちは、当然そういう風に考えるわけです。で、社会人になって初めて「正解なんてない」と思い知らされるわけですが、身体に染み付いた考え方は、そう簡単に抜けるわけもないので、苦しみが生まれる、そんなループに陥ってしまうのです。

 

それでも、正解に近いものを見つけ出すことはできます。
仕事なら、こうすれば売上が上がる、というパターンはいろいろありました。これは、業界は違えど、共通していたと思います。まぁ、正解が一機に不正解になる、ということも、稀にありましたが。例えば、バルブ期は、借金して土地を買う、が正解でしたが、バルる崩壊とともに、それは不正解どころか、破産にまっしぐらの方法になったように。

 

これまでは正解らしきものにたどりつくことで、ある程度の時間、その方法に頼ることができたわけですが、最近はすっかり様変わりしていると思います。

 

そう、正解らしきものでさえ、効果時間が劇的に短くなっているのです。

 

今年、著名人の画像を無断で使った広告で被害が出ていますが、昨年末くらいは、著名人の顔だし広告は非常に有効な手法でした。私が携わったプロジェクトでも、2か月くらいはかなり有効な手法で、思った以上に売り上げが出ていたのです。それが、無断利用の手法が広まったとたんに、売上が急激に下がった、そんなことがありました。

 

SNSなどでも、こうすればインプレッションが上がる、みたいな方法はいっぱい出てきます。流行っているダンスを踊ってみるとか、そういうものです。ただ、流行りのダンスはどんどん変わるし、見せ方もどんどん変わってしまいます。

 

じゃあ、何が大切かと言えば、やはり基礎です。

広告の方法が変われど、何をどう見せればいいのかは変わりません。キャッチコピーの付け方、返金保証、限定感といった基本的な要素は、変わらないものです。ダンスの動画でも、ダンスの基本的なテクニックが重要なことは、変わりようがないわけです。数年前、高級食パンが流行りましたが、あっという間に廃れていったのを覚えている人も多いと思います。パンがいくら美味しくても、あの手法が正解でなくなったから、市場から消えていっただけです。でも、おいしいパンを作る手法そのものの重要性は変わっていません。


だからこそ、自分の仕事のベースになる力を身に着けることが、より重要な時代になったと思います。そのためには、自分が拘れるものを仕事にすることが近道でしょう。マツコの知らない世界を見るたび、あのくらい1つのことに、のめり込んでいたら幸せだろうなぁと思います。なんというか、色々あっても幸せそうじゃないですか?

 

もし、正解にたどりつけなかったとしても、そもそも正解がなかったとしても、好きなことを人生の中心にできたら、それだけで楽しい人生と胸を張って言えることでしょう。

もう1つ、正解がない時代で良いなと思うことがあります。
それは、挑戦できる人ほど、評価されるってこと。脳に汗をかいて、色々試してみることが欠かせない時代になったからこそ、試行錯誤が絶対に必要。うまくいかなくても、どんどんアイデアを出して試していくことが、より重要になったわけです。評価される人の基準が変わったこと、しかも同じ手法が通用する時間が短くなったことで、いろんな人が活躍する場が出来ているのは、長い目で見たら、素晴らしいことだと思います。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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