50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

読書を自分の武器にしたい人 必読の1冊

読んだ本、あなたの武器になっていますか?
本を武器にしたい人もいれば、そうでない人もいると思います。
私も、どちらかというと読書を趣味にしておきたい部類です。ただ、仕事に直結しなくても、読んだ本の内容を、しっかり覚えておきたいという人は、多いのではないでしょうか?

 

そんな人におすすめの本が、尾藤 克之さんの

『読書を自分の武器にする技術』です。

 

尾藤さんは、過去に1万冊以上の本を紹介したといいます。それだけでもスバ抜けた実績ですが、それだけではありません。なんと、書籍を紹介した文章が過去にYahooニュースでアクセス1位を何度も獲得し、1億PV以上を記録しているのです。そんな、情報発信の
プロがどんな風に読書しているのか、気になりませんか?

読書というと、最初から最後まで読まなければならない、と思っている人が多いと思います。ですが、本書によると

 

・本の要点は3分の1にある>本はその3分の1だけ読めばいい
・本の2割を読めば、8割の重要な情報がわかる

 

というのです。その前提が、本を読む目的を定めるということ。
つまりは、目的に沿った部分さえ読めれば問題ないわけです。

 

そして、本をたくさん読めば読むほど、多くのビジネス書では、類似したことが書いてあることがわかってきます。これは、本をいっぱい読んでいる方なら、おわかりいただけると思います。

そして、本書の特徴的なところは、これまでの「読書術の本」の傾向と分類です。
それによると、読書術の本は、以下の5つに分類できるとのこと。

 

1)読書のスキルやテクニックを向上させるもの
2)読書の効果やメリットを紹介するもの
3)読書の速度や効率を高めるもの
4)読書の内容や理解度を深めるもの
5)読書の習慣や環境に焦点をあてたもの

 

中でも、フォトリーディングに関する記述には興味深いものがありました。というのお、私自身が、フォトリーディングの講座を受講した経験があるからです。決して安くはない受講料でしたが、読書速度は確かに向上したのです。ただ、本書によると、複数の大学の研究によって、その効果は否定されているとのこと。私も、フォトリーディングにある、写真のようにページの内容を記憶する、という部分は否定的です。何冊フォトリーディングしても、書かれている内容を写真のように思い出すことはできなかったからです。ただ、こうした画像の記憶については、発達障害の人などが実践できるということもあるようです。ただ、一般の人には難しいのではないかと思います。

 

ただ、フォトリーディングの講座では、読書の目的を設定し、目次を精査して、どこがポイントなのかを予想しておくことが欠かせないということも教えていました。このあたり、本書にあるように、「本はその3分の1だけ読めばいい」ということも、フォトリーディングには含まれていた、ということだと考えています。このあたり、速読に興味がある方には、ぜひ読んでほしいと思います。

 


『読書を自分の武器にする技術』

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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