50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

横浜オクトーバーフェスト2023が「超現金主義」だった件

 

昨日、横浜オクトーバーフェスト2023に行ってきました。
10月だというのに日中はかなり暑く、ビール日和!
会場は超満員で、よっぱらい達が楽しく盛り上がっていましたが、その割には整然と運営されていたように思います。もちろんビールも美味でした~。

 

 

とはいえ、気になったことが「なんでこんなに現金が必要なのか」ということ。

 

もともと、500mlのビール一杯が1500円前後の価格設定のうえ、デポジット料を毎回払うので、2人でビール1杯頼むとそれだけで5000円かかるわけです。そして、飲んだ後にを店舗に返却することで、デポジットの1000円が現金で戻って来るという仕組み。オクトーバーフェストは、以前からこの方式でしたが、電子マネーが普及した今も、そのまま残っているのは不思議です。各店舗の返却受付の担当者は、1000円札が不足しないか、不安を感じながらやっていたと思います。そのため、販売側も、現金での支払いがメイン。一部、電子マナーに対応している店舗もありましたが、そんな店でも「現金のほうが早く飲めます」と案内している始末。現金と電子マネー決済の人の列を分けている店もありました。イベント会場とはいえ、ちょっとありえないなと感じました。

 

では、なぜこんなことになっているのか?

 

やはりビール瓶のデポジット制が「現金主義」の原因であろうと思います。だって、瓶を返却しにきたお客さんに、1000円を渡さないといけないからです。この1000円返却が電子マネーで簡単にできればいいのですが、どうやったって、現金のほうが早いですからね。

 

じゃあ、ビール瓶のデポジット制をやめればいいと思うわけです。ただ、このボール瓶のデポジット制をなぜやっているのか?というところがネック。公式サイトを見ると、sDGSの、ごみを減らすという目的のために、わざわざビール瓶を使っている、と書かれています。プラスチック容器にしたり、紙コップにするとゴミが増えるので、ビール瓶を使いまわしたほうがいい、というわけです。ただ、ビール以外で売っているソーセージなどのおみまみ系のものは、紙皿で渡されています。ということは、解決策の1つしては、ビールを紙コップ提供にすればいいということになります。ゴミは出ますが、おみまみ系の紙皿と同じ材質のもの、できればリサイクルできるものにすれば、ゴミの量を抑えることができるでしょう。また、各店舗の運営負担も相当減らすことができるはずです。今は、瓶の回収と瓶の洗浄、そしてデポジット金の返金のための千円札の確保が負担だと思います。ここをほぼ無くすことができるので、会計の電子化も進めやすくなるでしょう。そうなると、事前に必要な現金も少なくなるでしょうし、毎日の瓶の数量とお金のずれの管理のコストも減るはずです。

 

別の解決策としては、会場内の座席は全て予約制にして、注文も全てネットで受ける、という方法があります。もしくは、座席にタッチ端末を置いて、そこから注文という流れにすることも不可能ではないでしょう。これなら、現金を介在させる必要がなくなりますが、おそらくは、フェスト全体の売上が下がってしまうことや、システムの開発の手間がかかるので、運営側としてはやりたくないでしょう。ちなみに、現時点でも、会場内の一部座席は、ネットで事前予約できるし、座席に座っているお客さんから、デリバリーを受け付ける売り子さんが少数ながらいるのですが、知っている人は少ないと思います。このデリバリーは、おそらくデポジットの対象外になっていると思われます。

 

一応、2つの方法を考えましたが、他にもやりようはあると思います。例えば、入場時にジョッキを渡して、デポジット料をもらい、会場を後にする際にジョッキを返してもらう運用にするとか、ジョッキを割れない素材のものに共通化して、各オクトーバーフェストで共同運用する、お客さんがジョッキを持ってくるようにするなどなど。

 

ただ、9000円くらいのデポジット額を必要にしているジョッキもありましたがあったのを見ると、自前のビール瓶やジョッキにこだわっているビールの醸造所が、一番頑固なのかもしれませんね。

 

ビールを飲みながら、こんなことを考えてしまう面倒な男ですが、暖かい目で見ていただけるとうれしいです。

 

www.yokohama-akarenga.jp




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