先日、とあるセミナーで講師がこんな質問をしました。
「もし、預金封鎖になったとしたら、後悔することは？」
あまり報道されていませんが、中国では銀行の信用度がかなり下がっているそうです。投資した商品が急に引き出せなくなったりして、抗議の声を挙げても、逆に政府に取り締まられてしまうので、お年寄りが銀行から預金を引き出そうとして、取り付け騒ぎまで起こっているとか。
中国だけでなく、今年はアメリカやスイスでも銀行破綻がありましたよね。あれからまだ半年ほどですが、あのニュースを見て、なにか手をうった人はいるでしょうか？私は、そこまで真剣に考えていなかったのですが、今回「預金封鎖」の可能性はゼロじゃないとマジに思いました。そもそも、４０年ぶりというインフレ下にあって、現金の価値は相対的に低下しています。タンス預金をしていれば安心というのは妄想なのです。
まぁ、現実問題として、日本ですぐに預金封鎖が起こる可能性は、かなり低いのですが、そうなった時のことを想定しておく必要はあると思います。講師の問いかけも、そういった主旨でしょう。
そこで考えたのは、預金が引き出せなった時に備えて、今できることは何か？をリストアップしておくこと。個人的には以下のようなことができそう。
・手元に一か月の生活費を置いておく
・現金資産で金などを購入しておく
・お金が減ることを心配してやらなかったり、買わなかったことを実行する
以前に比べて、現金を使う機会は減りましたが、それでも一か月に１０万円くらいは必要になるかなと考えて、早速銀行でおろしておきました。千円札も２０枚ほど用意しておきます。
続いて、現金資産を他の資産に換えておくこと。以前から銀貨や金貨を購入していたのですが、この１年ほどはストップしていたので、再開することにしました。金価格は高値圏ですが、以前かったものは、２、３割上昇した形になっているので、まぁいいでしょう。人によっては、車や時計、ブランド品、不動産など価値が目減りしにくいものなら、なんでもいいと思います。個人的には、今は金かなと。
そして、一番後悔しそうなのが、お金を持っているのに引き出せなくて使えなくなること。ということで、必要なものをケチらずに買うこと、そして旅行に行っておこうと考えています。ちょうど、このブログを書いているＰＣを購入してから３年たつので、買い替えてしまおうと思います。もう発注しちゃいました。そして、壊れかけてきた本棚も買い替えることに決定！そして、自分用の枕とお客様用の寝具も、新調することにしました。
やろうかどうしようか、なかなか決断できなかったことたちなので、精神的にもストレスが減ったと思います。全員におすすめできることではありませんが、「もし、預金封鎖になったら後悔することは？」ということは、考えてみても良いと思います！
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