50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

火星に行く!ってクレイジーだと思った人こそ知ってほしいイーロン・マスクのこと

話題の書『イーロン・マスク』。
先日は、イーロン・マスクの生い立ち部分にスポットをあてて感想を書きましたが、今日は、スペースXを立ち上げた理由について紹介したいと思います。

 

火星に行く!ってクレイジーだと思いませんか?

 

私も、初めてスペースX社のことを聞いた時、「いや、無理じゃね?無謀すぎる。とても応援する気にならないな」と思ったのを覚えています。今でも、あと10年は無理なんじゃないかとさえ思っています。それでも、『イーロン・マスク』に書かれてあったスペースX社創業の理由念を読んで、応援したいなという気持ちに変りました

 


第1の理由 「月までしか行けなかった。それ以上はあきらめたと子供たちに言うのでしょうか?」

 

その根底には、技術は絶えず発展するのではない、という現実がある。例えば、エジプトのピラミッドのように、その製造技術が後世に伝えられず、完全に失われてしまったものがあるのを知っていると思います。だから、このままだと宇宙技術の進歩も止まるかもしれないというのです。マスクの言葉を借りれば、

 

「技術とは自動的に進んでいくものだと考えるのはまちがいです。技術とは、少しでもよくしようとたくさんの人が必死になって働いて初めて進化するものなのです。」

 

宇宙技術をこのまま失われたものにしてはいけない、絶えず進化させていきたいというのは、なかなか深い理由だと思いませんか?

 


第2の理由「地球に何かあっても、人類の文明を生き残れるようにするため」

 

マスクは「か弱い地球」と表現していたのが印象的です。今、ウクライナ紛争で核の使用が懸念されていますが、絶対に核が使用されないと断言できるでしょうか?あなたも、そんなことになってほしくはない、と思いながら、何もできないことを、心のどこかでもどかしく感じていると思います。

 

その他の可能性として、小惑星の衝突などによる地球環境の大きな変化で、人類が地球に住めなくなる、ということもまったくゼロというわけではないわけです。

 

そして「現時点では、地球以外に意識を持っている生命体は確認されていない。そのことから考えると、もしかしたら、全宇宙には地球以外には意識はないのかもしれない。であれば、それを守り、維持する必要がある」だからこそ、「ひとつの惑星に縛られるのではなく、他の惑星に行けたほうが、人類意識の寿命を延ばせるばずだ」というのです。

 

確かに、論理的にはそうなのですが、それを真剣にどうすればいいのかを考えて行動に移せるというのは、ちょっと想像がつかないレベルですよね。多くの人が、マスクはお金儲けのためにやっているとか、自己満足のためにやっているとか考えていると思います。ですが、根本のところでは、人類の未来を考えて真剣に取り組んでいるというのが、私がスペースXを応援したくなった理由です。

 

あなたは、どう感じるでしょうか?私も含め、マスクにはなりたくもないという人ばかりだと思いますが、一見クレイジーに見える裏のビジョンには、心を動かされる人もいるのではないかと思います。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
いいな、とおもったら、読者登録お願いします!

 

☆やコメントをくださるみなさん、ありがとうございます!とってもうれしいです。

はてなブログランキングにも参加しています。読んでみて、ちょっとでも心が動いたという方は、ぜひクリックお願いします。