50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

【感想】ワールドトリガー:誰も死なない地球防衛軍

 

今日の1冊は『ワールドトリガー

生体エネルギー「トリオン」を使った武器「トリガー」で異星人と戦うパラレルワールドの地球が舞台。

 

ワールドトリガー一番の特徴は、主人公の三雲が滅茶苦茶弱いこと
そして、その次に異星人との戦争なのに、人が死なないこと。トリガーを使っての戦闘では、トリオン体に換装して戦うという設定なので、攻撃を受けても本人にはダメージが無いという設定なのだ。まぁトリオン自体にダメージを受ける形なので、すぐには戦闘に復帰できないのだが、興味深い設定です。

 

トリガーを使って地球を守る組織BORDERは、なぜか民間組織。
異星人は宇宙からではなく、トリオン技術を使って異空間から突如日本に出現する。
それを探知して民間人の被害を抑えつつ、敵を退けるのだ。なんか、地球防衛隊的なにおいのする設定。

 

そして、トリガー技術を使った武器が、剣や盾、銃、ライフル、そして銃を使わずに撃てるビーム的なもの(まるで魔法)なので、剣と魔法の世界に、銃を持ち込んだような戦闘が繰り広げられるのも面白い。

 

剣や銃の設定も多様で、剣は、片手剣の弧月、ダガータイプのスコーピオンの2つ。、それに弧月のオブションとして飛ぶ斬撃もあります。スコーピオンは両手で持ったり、膝やつま先から刃を出せたり、刃を複数繋げて、鞭のように使ったりと変幻自在な攻撃が可能。また弧月プラス盾を装備できたり、弧月の二刀流もできたりします。ここら辺は、各人の好みと、トリオン量によって選択肢がある形。

 

銃も拳銃やアサルトライフル、スナイパーライフルがあり、射程・速度・威力の配分が違う3系統があります。こういった多様なトリガーを扱うための訓練は、仮想空間上で行えるので、死ぬことなく訓練もできことで、技量があげやすいという特徴があります。バーチャルリアリティーが、こういう形で使われる可能性があるのか、とちょっと心配な面も。

 

三雲はトリオン量が少なく、使える武装が限られるうえ、技術的にも×。
それでも戦術面を学んだり、心理戦でなんとかしようと努力する。
その理由は、幼馴染のためだったり、いつまで生きられるかわからない親友のためだったりするのだ。極めつけは、敵の捕虜をチームに引き込んで協力しあう姿が熱い!

 

最新の26巻では、三雲たちが敵星遠征への選抜試験で、奮闘する内容。
試験の意図を読んだり、チームの仲間と協力したりする姿は、単純に戦闘力だけでは決まらないワールドトリガーの世界を一層盛り上げてくれてます!

 

マンガではありますが、こういった世界観を見てみたいかたはぜひ。

 

ワールドトリガー26巻

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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