●●すべきだ!、というのを見たり聞いたりしたこと、ありますよね?
それを自分で言ってる人もいるかもしれません。
もしかしたら、その「すべき!」が分断を生み、敵を作り出し、攻撃まで呼び寄せているって話しです。
そもそも、なんで「すべき!」を使ってしまうのでしょうか?
やっぱり、自分が絶対正しいと思っているからです。
そこまで思えるって、ある意味すごい。
例えば「LGBTQの人たちの権利を認めるべき」とか「原発は即時廃炉にすべき」「日本も移民をもっと受け入れるべき」「日本国憲法は絶対に変えないべき」などなど、色々ありますよね。
でも、これってそう主張している人が、「すべき」と言っているだけで、そう思わない人や、あまり関心がないという人もいるはずです。
そういう状態の中で、「LGBTQの人たちの権利を認めるべき」みたいな主張をしてしまうと、それに賛同しない方、そして無関心だった人が、完全に敵になってしまうわけです。そうすると、反発を招いたり、炎上してしまったりするのです。特に、「すべき」と言う人たちは、相手との論議すら認めなかったり、議論したとしても、相手を否定ばかりするという傾向があります。ほんと、要注意です。
多様性が大事、と言っている人は、基本的には「すべき」と言わないはずです。でも、もし普段多様性多様性と言っている人が「すべき」と主張したら、実は多様性なんて認めないぞ!と主張していることになるでしょう。本人は、自分が絶対正しいと思っているので、認めないとは思いますが。
今、本当に多種多様な考え方や、立ち位置の人がいます。
「原発は即時廃炉」という人もいれば、「原発は有効活用するほうがいい」という人もいます。地球温暖化のことや、光熱費の高騰、放射性廃棄物の問題など、様々なことが絡むので、1つの意見だけが絶対正しい、ということは言えないはずです。
かつて、地球は動かず、天が地球の周りをまわっているという「天動説」が長い間、信じられてきました。今では、それが間違いであることを誰もが知っていますが、かつては「天動説」を否定しただけで、ひどい目にあう時代もあったのです。
人間だけが、歴史から学ぶことができます。
たとえ、自分の意見とは違っていることを主張している人がいても、完全に否定することはせず、耳を傾けたり、議論してみる、そういう姿勢を大切にしたいですね。もし、「すべき!」と言いたくなったら、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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