あなたはお金が大好きですか?
その思い、口に出しているでしょうか?
今日、作家の本田健さんのXを見たら、こんな投稿があったのです。
お金を引き寄せる人の特徴は、
— 本田健|作家・幸せなお金の専門家 (@happykenhondajp) 2024年4月10日
『お金大好き!』
と言える人です。
普通の日本人は、「お金大好き」と大声、人前では恥ずかしくて言えない人が多いと思います。…
これを読んで、「おお、確かに!」と思ったので、書いております。
今でこそ、「お金大好き!」と臆面もなく言えるようになりましたが、以前はここまであけっぴろげにいうのは抵抗がありました。
以前の私は、こんな風に考えていました。
・お金の話をするのは恥ずかしい
・お金のことは、秘密にしておくべきだ
・お金を持ちすぎると、おかしくなりそう
特に、20代まで強く思っていた記憶があります。
実家では、あまりお金の話をしたこともなく、高い買い物をしたこともありませんでした。当時はゲームとかもなかったし、お金がかかるような遊びが、身の回りになかった、というのが正直なところです。本は好きでしたが、図書館で借りられる範囲で読んでいたし、塾や習い事も行ったことがありませんでした。お金について教えてもらったこともないし、お金について話す必要がない生活だったのが原因だと思います。
そんな私の意識が変わったのは20代後半からでした。
というのも、仕事上、プロジェクトの管理をすることが増え、それに従って職場内でお金の話をせざるを得なくなったからです。あくまでも仕事の中でのことでしたが、人生の中にお金を計算する経験が、がっつり入り込んできたわけで、意識の上では大変化でした。
当時、IT関係の仕事は、人月単価で計算していたので、自分がお客さんから見て一か月いくらの人なのか?とか、これだけもらってるのに、実際に給料としてもらう過程で、こんなに減ってしまうんだとかが見えてしまったり、プロジェクトが赤字になるから、残業するなとか言われたりして、会社ってずるいよなぁと思っていたのも事実です。お金について話すようになってから、お金に対して、ネガティブな印象が強まっていったのが、今ならわかります。
その意識が変わったのは、メンターに出会ったからです。
30代になった私は、結婚したものの、仕事ばっかしてました。
その結果、お金は貯まってたけど、夫婦仲が悪くなってきていて、はっきりいって幸せとは遠い生活をしていました。ストレス解消のためにお金を使っていたけれど、お金を使う際に、無感覚だったと思います。そんな時、お金や人間関係の大切さをメンターから教えてもらうことができたのは、非常にラッキーでした。
その時教えてもらったのは、お金はただの道具ではあるけれど、感謝を表す道具なんだ、というようなことでした。お金を稼ぐのも、使うのも無感覚だった私が、初めてお金って素晴らしいものなんだと認識できたのです。自分ひとりの力で生きてきたような気になっていた私は、一人じゃ全然生きていけなくて、たくさんの人のおかげで生きていられるんだ、ということを、はじめて実感できたわけです。
そんな経験を経て「お金大好き」と言えるようになりました。私の「お金大好き」は、「生かしてくれてありがとう」でもあります。仕事に、やりがいとか意味を見出せるようになったのも「お金大好き」のおかげだと思います。
今、キャッシュレス化が進んで、硬貨やお札を使う機会は減りましたが、「お金」という概念自体は変わっていません。自分が「お金」についてどう思っているのかは、実は人生に大きな影響を与えていることに気が付くと、この世界への見方が変わると思います。
「お金大好き」と言えるか、まずは試してみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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