50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

挑戦することへのハードル:50代の変化と対処法

 

今日は、最近感じていることの1つ、50代って40代と全然違うよねってことについて書かせてもらいます。

 

20代から30代、そして30代から40代というのは、ライフステージの違いはあるものの、肉体的には劇的な変化は少ないのではないかと思います。実際、私自身も30代になった時は、さすがに徹夜はきついなぁと思ったくらいで、大きな差を感じることはありませんでした。人によっては、20代の勢いのまま食事をして、30代にふくよかになる人もいるようですが、そういう人は少数派だと思います。

 

そして、40代になっても体力的な衰えは、さほどないものです。私の場合、歩くことを重視していたことや、食事に気を付けていたこともあり、40代になっても体重はほぼ変化がありませんでした。ただ、中には40代になると、基礎代謝が落ちてくることもあり、ちょっとおなかが出てくる人もいるようです。とはいえ、1年1年感じる体力の低下など、誤差の範囲かなと思うほどでした。

 

そして問題の50代です。
これまでの経験から、40代と50代の間には、そこまで大きな差はないのではないか?と考えていた私ですが、50代も半ばになって、それは大きな間違いだったことに気が付きました。私だけの変化かと思って、様々な業界で働いている同年代の友人にも、聞き込みをしてみたのですが、みんな口をそろえて、50代の変化はでかい!と言うのです。ここでは、私の体験と、友人たちに聞いてわかった、40代と50代の決定的な違いをご紹介します。

 


1)身体的に表れる劇的な変化

 

50代に入ると、身体的な変化がより顕著になります。これまでの経験から予想していた筋力や体力の減少、代謝の低下は、想定を上回るものでした。しかし、それ以上にびっくりするのは、これまで全く経験したことの無かった変化です。その1つが「老眼」です。これまで、駅のホームなどで、メガネを頭にかけてスマホを見たり、新聞を読んだりしている方を見てきました。なんであんなことをしているんだろう、と不思議に思っていたのですが、実際自分がこの年になってみて、初めて理解したのです。そうしないと文字が読めないということに!残念なことに、老眼はもともとの視力の良し悪しに関係なく襲ってきます。人によって発症する年齢はばらつきがありますが、多くの人は50代に入ってからになるようです。私の場合は、54歳くらいから徐々に進行してきた感じ。ネットで出回っている老眼防止用のマッサージとか目の運動とかも試し続けてきましたが、劇的に効果が出るものは、まだ出会っていません。

 

また、肉体的な老化現象が、あまり目に見えない形で進行しているのを、日常的に感じるようになるのも、大きな変化です。何を言っているのかというと、身体が絶好調という日が、ほとんどなくなるということ。身体のどこかが痛かったり、疲れが取れない感じが続いたりということが、ほぼ毎日になる感覚です。また、切り傷などの治りも、40代までと比較すると、かなり遅くなっている感覚があります。日常的に運動していたり、食事に気を付けている方でも、同じような感覚を持っている人は、多いです。

 

 

2)人生の終わりが見えてくることによる精神的な変化

 

40代までは、自分のキャリアや家族の成長のために頑張ろう!という気持ちが強い人が多かったと思います。それが50代になると、なんとなくですが、自分の成長の限界やら、これからの人生が短く感じられる、という人がほとんどになります。中には、90歳になっても、自分の未来はまだまだ長い!と感じている人もいらっしゃるのですが、そういう人はかなり少数派です。この、未来への感覚の変化というのは、大きな変化です。なんというか、成長よりも充実感を重視するようになったり、がむしゃらに働くことに意味を見出しにくくなるのです。これは、予想していたよりも、大きな変化だと思います。簡単にいうと、より保守的になる、とでもいえるでしょう。なので、新しいことに挑戦することへのハードルが勝手に上がってしまうのです。これは、意図しておかないといけないポイントだと思います。


いかがでしたか?
40代まで生きてきた経験が、いきなり通用しなくなるのが50代です。
とはいえ、そういう変化があるとあらかじめ知っておきさえすれば、ある程度の対処は可能だと思います。聞いてないよ~、ではなく、ああ、きたきたと思えば、50代の変化も、楽しめるようになると思います。40代以下の方の参考になればうれしいです。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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