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進まないデジタル化の壁:申請の難しさと連携の重要性

 

デジタル化が進めば、便利になると思いませんか?

 

私は、日本もデジタル化が進めば、もっと生活が便利になるのかなと考えていました。ネット通販とか、ネットバンキングなど、使っている人も多いと思いますが、本当に便利ですよね?でも、なかなかデジタル化が進まない分野もあります。例えば、マイナ保険証だったり、法人関連の申請業務だったりします。

 

今日、私の会社の業務で、ネットで申請しようと思ったのですが、なんじゃこりゃ!?と感じたことがあったので、書かせていただきますね。

 

それが、GビズIDの申請です。


このGビズIDは、法人・個人事業主向けの共通認証システムです。IDを取得すると、様々な行政サービスにログインできるようになる、というもので、取得しておけば便利そうだと思ったわけです。有効期限やら、面倒な更新もないので、よさげですよね。

ところが、よく調べてみると、このGビズIDは3種類もあるというのです。そして、一番驚いたのは、GビズIDって、オンラインで取得できないということ。法人だと印鑑証明書を郵送する必要があるってことで、笑ってしまいました。なんでデジタル化の入り口に印鑑が必要なんでしょうね?これを可笑しいと思わない人が作ったシステムってことになります。一応、印鑑証明書自体は、非対面で入手できるようです。あくまでも非対面であって、オンラインで完結するとは書かれていません(笑 ここでも商業登記証明書などが書面で必要なようで、どこまで行っても紙やら印鑑から脱出できない仕様です。

 

こういう、デジタルの入り口に印鑑や紙を必須にしてしまっているあたりが、日本、とくに行政サービスのデジタル化が進まない大きな理由ではないかと思います。以前、行政から印鑑をなくす!ってことを某大臣が推進していましたが、まだまだ印鑑文化は、深く残っているようです。

 

少なくとも、入り口まで全部デジタル化するのが最低限だと思います。その上で、システム間の連携を自動でとってくれないと、全然便利にならないかなと。これは聞いた話ですが、マイナ保険証を使っている人が、国民年金から厚生年金に入ると、自分でマイナポータルで、作業しないといけないらしいです。こういったシステム間連携がしっかりできてこそ、デジタル化で生活が便利になるってものだと思うのですが、ほんと、それが実現するのはいつになるのやら・・・・

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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