50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

何のため、誰のために働くのか?を考えさせられる1冊

今日の1冊は、木暮太一さんの『その働き方、あと何年できますか?』です。
何のために働くのか?何を目指せばいいのかが、自分の考えが明確になる1冊。


子どものころから将来のためと懸命に勉強
働き出してからも、ずっと一生懸命が続く

 

そういう道を歩んできた人はいると思います。
真面目な人ほど、選んできた道でしょう。

そんな一生懸命の人生で、本当に良かったのか?
自分はそんなことがしたかったのか?

今振り返ってみると、そう感じる人も多いのではないかと思います。


今やっていることが、確実に自分のためになったり、誰かのためになっていると実感できればいいのでしょう。でも、そう思えないなら今の延長線上の人生に意味を見出すのは難しいでしょう。

 

日本は生産性が低い
働き方改革が必要だ

 

こんなフレーズを聞いたことがあると思います。
じゃあ、生産性を上げれば給料はあがるのか?

働き方改革が達成できれば、仕事にやりがいが持てるようになるのか?

 

答えはNo!

 

本書によると、重要なのは「自分が望む状態に近づいていくこと」

失われた30年、良いものをより安く提供することで利益はどんどん削られ、給与は上がらないままでした。同時に、商品の意義も小さくなっていった。

例えば、iPhoneが登場した時は、買いたい!と思った人は高いお金を払ってでも買ったと思います。でも毎年新作が出るようになると、今持っているものでいいや、となるわけです。だから、頑張って新しい商品を作り続けても、どんどん先が見えなくなる。しまいには、イノベーションが必要と言われる。いや、簡単に言うなよって思いませんか?

 

そして、日本人に多い道徳観が、生き方・働き方に影響している、とも書かれています。


例えばこんな道徳観です。

・「好きを仕事に」を許せない
・汗水たらして働くことが善
・大金持ちを「ずるい」とたたく
・お金は卑しいもの

 

さらに「他人の目を気にする」ことで、自分を出せずにいる。だから、やりたいことがあっても、自分自身でそれを否定している。さらに、やりたいこと自体も、そう思わされているだけと完全に四面楚歌


この状況を変えるには「無意識の選択」から自由になること

 

これまでの経験や価値観から「よかれと思って」やっていることが問題
自分の「無意識の選択」を変えなければ、人生は変えられない
この「思い込み」を検証するには、「自分の主張に当てはまらないケースを探す」こと

 

具体的にどういうことかというと・・・

 

「好きなことでお金を稼ぐことはできないから、嫌いな仕事でも会社員を続けなければならない」と思っている人は、

 

1)嫌いな仕事でも会社員を続けているのに、お金がさほど稼げていない人
2)好きなことをやっているのに、ちゃんとお金を稼げている人

 

を探してみること。

もし、好きなことでお金をしっかり稼いでいる人がいれば、「好きなことでお金を稼ぐことはできない」という考え方が、思い込みだと気づける、ということ。


無難な優等生をやめて、フロンティアを目指そう!
この本のメッセージに共感した方は、ぜひ読んでみて下さい。

 

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