50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

正義の味方なら何をやっても許されるのか?という素朴な疑問

あなたは、正義の味方が好きですか?

 

正義の味方に対して、良い感じを抱いている人は多いと思います。私もその一人でしたが、先日『正義の味方が苦手です』という本を読んで、認識を多少改めたので、その件について書いてみたいと思います。

 

最初に考えたのは、正義の味方は何をやっても許されるのか?ということ。

 

みなさんご存じの大人気漫画『名探偵コナン』。
主人公コナン君は、毎週次々事件を解決していきます。


ですが、よくよく考えてみると・・・

 

1)道路交通法違反(電力駆動スケボー)
2)銃刀法違反(麻酔銃付き腕時計)
3)なりすまし(蝶ネクタイ型マイク)

 

などを駆使しています。


コナン君をサポートするアガサ博士も、悪用厳禁の危険な発明品を作ってます。
人を一瞬で眠らせる薬など、何度も撃たれて後遺症が出ないか心配になるほど。
まぁ、マンガの話ではありますが、正義の味方なら、何をやってもOKというのは、よく考えたらヤバイです。ですが、教育に悪い!とか、そういう批判は誰からも出てこないのです。これって不思議じゃありませんか?

 


続いて、おそらくは『正義の味方が苦手です』を書いたきっかけになったであろう「安倍晋三首相の銃撃事件」に関連する出来事への違和感。

 

死刑反対論者として有名な映画監督の森達也さんは、「悪い奴は消してしまえとうう因果応報の感覚」に警鐘を鳴らしていた人物。日本ではなかなかできないことで、彼なりの想いがあっての活動だと思います。ですが、そんな方が、安倍晋三元首相の銃撃事件をテーマにした映画の公開イベントでこう紹介されたというのです。

 

僕は死刑は反対だけど、安倍だけは死刑になってもいいと思っていた」と。

 

同じイベントで、漫画家の石坂啓さんは、銃撃事件の第一報をテレビで観た際に、「うちでは『でかした』と言ったんですね。私と夫は『山上様』と言っています」と発言したそうです。

 

あの銃撃事件は、明らかに犯罪行為です。それでも、自分が嫌いな人であれば、死んでも構わない。例え、死刑廃止を訴えていた人であっても、簡単に例外を作ってしまうというのは何なんでしょうね?これも、自分だけの歪んだ正義からの発想かもしれないです。あなたも、こいつは許せない!とか、死んでくれたらいいのに、と思った人が、一人くらいいたことががあるのではないでしょうか?そう考えると、自分もこんな罠に陥ってしまわないか、心配になります。自分が絶対正しい!と思った時ほど、一歩引いて冷静になる時間を持ちたいものです。

 

正義というのは、自分の正しさを証明するためには本当に便利なものです。
ですが、絶対的な正義はなく、その人なり、その組織なり、その国なりの正義があるのです。ロシアがウクライナに侵攻したのも、ロシアの掲げる正義があったということを、忘れずにいたいですね。


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