こんにちは、まだまだ残暑が厳しいですね。
さて今日は「自由」の話し。
きっと、多くの人は「自由になりたい!」と望んでいると思います。
もちろん私自身もそうです。
ここでいう「自由」とは、お金のせいで好きなものが買えない、できないといった経済的なもの、しがらみ、人間関係、責任などの精神的なものや、仕事の自由だったり、住む場所だったり、時間的な自由など、全てを含んで考えています。おそらく、「自由になりたい」という思いは、全てに及んでいると思うからです。
ですが、私たちの多くはそう簡単に自由にはなれません。そして、それゆえに、実際に自由になったらどうなるのか?ということを想像できないと思います。
なので、私の経験ではありますが、相当に自由な人と付き合ってみての現実を記しておきたいと思います。
まず、自由に人は朝令暮改がよくあります。気分で変えることもあれば、直感で路線変更するときもあるし、状況が変わったからそれに対応するための変更もあります。一度決めたことを変えてはいけない、という観念から自由になっているので、その時その時、最適と思ったように変更していくのです。仕事で言えば、急に新しい人を雇ったり、新しいプロジェクトが始まったりします。完成の直前で仕様変更もよくるので、最後の最後までいつも気が抜けません。もちろん、それら何かトラブったとしても、その責任も負うことも含めての自由です。かっこいい、あなたも、そうなってみたいですよね?
ただ、本人以外の人は、それに振り回されることになります。昨日までやっていた仕事がほぼ無意味になったり、期限が急に変わったり、完全にやり直しになったりしたら、あなたはどう思うでしょうか?そして、それがいつ起こるのか?何度起こるのかは、全く予測不能という状況を、受け入れられる人は少ないと思います。変更の理由を聞いて納得できることもありますが、だからといって、感情的にそれらを全て消化するのは、なかなか難しいでしょう。
あなたの上司、あなたのパートナーが、予定をどんどん変えたりしたら、どう思いますか?たぶん、自分は、予定をコロコロ変える自由が欲しいと思うでしょうが、人にそれをされて嬉しい人はいないはず。だからこそ、自由な人には、周りの人に対して説明責任が、かなりのレベルで求められることになります。それがない状態で、自由を行使されてばかりだと、その人は周りの人からの信用を失うことになるでしょう。『シャーロックホームズの冒険』などでも、たいていの事件は、金持ちや権力者が、自分の思い通りにしようとすることが原因になっていました。
つまりは、自由な人になるためには、その自由を行使するための前提として、周りの人に感謝したり、いろんな人をフォローしたり、何かを変えるたびに、それに合わせて必要なものなどを段取ったりする能力が欠かせない、それが私の個人的な結論です!
というわけで、「完全な自由人」なんて無理ですが、周りに迷惑をかけすぎない程度には、自由になりたいと改めて思ったのでした。
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