50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

苦労した経験は、プラスのエネルギーに換えられる!

昨年、超話題になったクラブハウス。
一度くらいは聞いたことがある人もいると思います。
アプリをインストールした人、実際に使ってみた人もいるでしょう。
とはいえ、一時の熱狂は去り、今も使っている人は、かなり少数派だと思います。
ただ、強固なコミュニティも育っているようで、なかなか侮れません。

 

さて、そんなクラブハウスのアプリを、夕べ久しぶりに開きました。
それは、本田健さんが「作家になるために必要なこと」をクラブハウスで語るよー、と事前告知していたのを目にしたからです。

 

正味1時間半くらいの配信でしたが、特に興味深かったのは、ビジネス書の世界では

 

・誰でも1冊の本をかけるくらいのネタを持っている
・ベストセラーを出せる人は、すごい人
・世界的なベストセラー作家になれるのは、めちゃめちゃ苦労した経験を持つ人

ってことでした。
記憶で書いているので、文言は正確ではありませんw

 

世界的なベストセラー作家として健さんが例に出していたのは、ジョン・グレイさん。
『ベスト・パートナーになるために』が日本でもベストセラーになっていますが、全世界5000万部!

そのジョン・グレイさんは、若いころにお父さんを無くしているとのこと。
親切心でヒッチハイカーを自分の車に乗せてあげたら、その人にトランクに閉じ込められて、テキサスの熱い太陽の下で5時間もトランクの中に放置されて、亡くなったというのです。

 

そして、ジョン・グレイさんは、あえてお父さんが最期を迎えた車のトランクに自ら入ってみたそう。そこには、お父さんがなんとか中から脱出しようとしたときについたと思われる、無数の傷があったと言います。でも、実はトランクを外から開けるボタンに、中からでも手が届くのを見つけてしまったのです。それさえ見つけられれば、お父さんは命を落とさずに済んだというのです。

ほんとうにほんとうに、悲劇としか言いようがありません。

 

そういった悲劇的な経験が、人の人生を変えるために伝えたい!というエネルギーに変換されると、世界的なベストセラーが生まれると言います。

自分のような経験を、他の人にしてほしくない!
悲惨と思われるような経験が、エネルギー源となるのでしょうね。

 

自分のことを振り返るに、自分にも親戚や家族にも、そんな悲劇的な経験はありません。母方の祖父は、日本軍のスパイとして中国で馬賊をしていたそうで、母も満州で生まれ。戦後すぐに引き上げてきたそうですが、当時は1日の食事がパン1個だけだった、と母が話してくれたのを覚えています。とはいえ、私自身はそんなめちゃくちゃな経験はないわけです。勉強もできたし、大学まで行って、普通に就職できました。まぁ、滅茶苦茶な働き方はしましたが、命に別状はなかったですし、世界を変えよう!という熱い想いは無いですね。大好きなことを見つけよう!というのも、自分ひとりの欲望と言えるでしょう。


ただ、こうして書き続けていられるくらいの熱量はあるので、そこまで捨てたもんでもない、とは自分で思っています。健さん的には、1冊は本を書けるレベルではあろうと思いますが、いつかそれを打ち破りたいと思います。

 

ブログを書いたり、発信を続けているみなさんは、何かしら人に伝えたい!という想いがある方だと思います。それぞれの熱量で、発信を楽しみたいですね。そして、本を書きたいという方がいれば、自分の過去の経験や、それを発信のエネルギーに換えられるか、見てみてください。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

☆やコメントをくださるみなさん、ありがとうございます!とってもうれしいです。

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