50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

待ちに待った『古事記転生』は 転生+自己啓発+歴史の、ちょっぴり危険な1冊

こんにちは。
6月3日から予約していた『古事記転生』がようやく届きました!
この本、予約段階から一か月近い間、アマゾンの書籍総合ランキングで上位に留まり続けていた謎の本。私は知らなかったのですが、登録者数45万人という配信者さんの初めての本だったそうで、登録者のみなさんが予約していたのかもしれません。とはいえ、それだけで一か月近い期間、ずっと上位をキープできるわけではないので、不思議に思っていました。

 

早速読んでみた感想ですが、読後感が爽やかで、自分のこれまでの人生、そして自分の課題に目を向けざると得なくなる、ちょっぴり危険な1冊。

 

他の転生モノのように、死亡して異世界に行く、もしくは生きている状態そのままに異世界に行く、というこれまでのパターンに当てはまらない、独自の路線を行っています。主人公サムは、現代で刺されてしまったことを機に古代日本の神の一人になるわけですが、実は現在のサムも、なんとか命を留めている、という設定。古代で課題をクリアすれば、現代に戻れるということで、悪銭苦闘するという流れ。

 

因幡の白兎や、スサノオイザナギなど多くの人が知っているであろうことが、うまく散りばめられているので、純粋に楽しめます。

同時に、

 

・自分の中にある、見たくない陰の部分を受け入れること
・何があっても、人のせいにしない

 

ということの大切さを、主人公が体験として学んでいくことを、共感しながら追体験できるようになっています。

 

そのため、時間を自由に行き来できたり、古代と現代を行き来できたりと、若干ご都合主義的なところもありますが、まぁストーリーの構成上、仕方ないのかなという感じ。

 

・自分の中で、繰り返しあった嫌なことの意味
・自分が許せないことや人をどう扱えばいいのか?
・どうすれば自分の嫌な部分を受け入れられるのか?
・自分が正しい、相手が悪い 以外の選択は?

 

そういったことのヒントが散りばめられた1冊です。
興味のある方は、ぜひ読んでみて下さいね。

 

古事記転生


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