今、一番欲しいものは何ですか?
それは、恋人かもしれないし、推しのコンサートのチケットかもしれないし、子どもという人もいるかもしれません。中には「お金」という人もいることでしょう。そして、欲しいものが手に入った時は、とても幸せを感じると思います。
ただ、この幸せ感というものが、意外とくせ者。
一度感じた幸せ感で、長い時間満足できる人はいいですが、そうでない人もいるわけです。幸せを感じるのは一瞬で、それが終わると、次にほしいものを手に入れようと、不満足な時間がやってくる、そんな人生は本当に楽しいものでしょうか?
特に、一番欲しいものが「お金」の場合は、要注意だと思います。
今、ニュースで名前をよく聞く水原一平さん。
彼は、大谷翔平投手の口座から、約26億3000万円を盗んだとされています。それだけの金額を手にしても、ギャンブルがやめられず、さらにお金を欲したわけです。自分を信頼してくれる人を、お金のために何度も何度もだます。そんな人になりたいでしょうか?
もちろん、ギャンブル依存症によって、そうなった可能性もあります。ただ、自分の欲望を第一に生きようとすると、どうしても他人よりも自分を優先しがちになってしまうでしょう。誰かに嘘をついたり、だましたりして、自分だけが得をするようにしていたとしたら、それがばれた時、周りからどう見られるでしょうか?
それを避けるには、自分が何をすれば幸せなのかを、知ることが欠かせないと思います。いわゆる「足るを知る」でしょうか。もっと欲しい、という感情とうまく付き合っていかないと、欠乏感に満ちた人生を送ることになってしまいます。
人生の大部分を「欠乏感」で満たしたいのか?
それとも「幸せ感」で満たしたいのか?
私たち一人一人が選べるのです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
いいな、とおもったら、読者登録お願いします!