今日は、最近SNSで話題になってる「海水からトリチウム検出」という見出しの報道が、非常に危険だと思ってので、それについて書いてみます。
話題の記事がこれ!
見出しは
本文を読んでみると
「東京電力は7日、福島第1原発周辺で6日に採取した海水から、1リットル当たり13ベクレルの放射性物質トリチウムを検出したと発表した。世界保健機関(WHO)の飲料水基準(1万ベクレル)は大きく下回っている。」
と書かれています。
WHOの飲料水基準の100分の1以下のトリチウムが検出されたって内容ですね。
そもそも、トリチウムは自然界に普通に存在しているので、海水からトリチウムが検出されるのは、当たり前なんですよね。たぶん、一般家庭の水道水からでも、同じくらいのトリチウムが出ても全然普通。
飲んでも全然大丈夫なレベルのことを、わざわざ記事にするあたり、裏の意図がありそうな記事だろうなぁと推測できるわけです。
記事の意図として想像できるのは、見出しだけを読んだ人に、
「原発の処理水からトリチウムが検出された!
やはり危険なんだ!」
と思ってもらいたい、ということなんだろうと思います。
表向きには、風評被害けしからん、と言っていても、実際の意図は違うんでしょう。
記事の見出しは、記者が考えたものがそのまま使われることもあるでしょうが、編集長なりのチェックを経て、公開されているはずです。まさか、ノーチェックで公開されるなんてこと、あるはずがないですからね。
ということは、会社ぐるみで、風評被害を広げるぞ!と意図していると思われても仕方ないのかなと思います。
「報道の自由は大切」
ですが、読んだ人の思考を特定の方向に誘導しようという記事には、絶えず注意しないといけませんね。
これ以外にも、個人的に危険視しているのは、
「全員が納得できるよう説明してほしいですね」
というニュースキャスターの発言です。
なんとなく、正しいことを言っているような気になりますが、実際には「全員が納得する」説明など、不可能だからです。特に今は多様性の時代。全員が納得する説明など、不可能です。
私は、こういうセリフを言っている人を、
「正論を言って、相手を攻撃しているだけの人」
と認識しています。
こういった、何も考えていないと、思考を誘導されそうなことというのは、身の回りにあふれていると思います。だからこそ、自分で考える力が重要ですし、誰が信用できるのかを見極めることが、より重要になってくると思います。でないと、自分の意見だと思っていたものが、実は誰かが意図的に刷り込んでいたものだった、というものになりかねません。自分の人生は、自分が主体的に生きたいですよね!!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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