50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

「親孝行は金じゃない!」相手の言葉の裏の意図を読む難しさ

親孝行、してますか?

この質問に、素直に「はい」と答えられる人は、幸せです。
子供から見たら、何が親孝行かなんてわからないことが多いもの。
自分が親にしていることが「親孝行」だとわかることって、意外になかったりしませんか?

 

今日、こんな話を聞きました。

 

父親「お前が親孝行してないことがある」
息子「それって何?」
父親「親に金をもってきてないことだ」
息子「なんだと、ふざけるな!!!」

 

(ちょっと脚色してます)

 

自分が子供の立場だとして、親にこんなことを言われたら、怒ってしまうのは、当然かもしれません。

 

ただ、この話をきいて、こんな風に感じた人がいたのです。

「え、お金渡せばいいの?簡単!」

ちなみにこの人、お金持ちですw

 

そして、お金がなかったとしても人間関係の達人ならこう答えるよ、という回答がこちら

 

「お父さん、ありがとう。
 今すぐは難しいけど、1年待ってくれるかな?
 親孝行と言えるくらいのお金を持ってくるよ。」

 

どうでしょう?
あなたなら、こんなこと言えるでしょうか?

 

ちなみに、あなたが父親の立場だとして、どうしてこんな発言をしてしまうのか、理由は想像できるでしょうか。おそらくは、この父親は、ちゃんとお金を稼げるように育った息子のことをほめたかったと思います。でも、恥ずかしかったのでしょう。

 

「お前は俺の自慢の息子だ。」

 

と素直に言えず、「親孝行として金もってこい」みたいに言ってしまったのだと思います。まぁ、限りなく不器用な愛情表現と言えるかなと。

 

ドラマなどでよくある話としては、好きなことをやるために家を出た息子に「二度と帰ってくるな!」と言っちゃうみたいな。本当に言いたいのは、「そんなに好きなことなら、絶対にあきらめるなよ、応援している!」なわけで。

 

ただ、悲しいかな、そんな風に裏の意図を読み解ける人は、少数派。
普通は、「俺のおやじがこんなこと言いやがった、最悪だ」となってしまうことが多いはずです。

 

もし、あなたが誰かに言われたことで、傷ついたり、怒っていることがあるとしたら、相手の言葉の裏にある、本当の意図を読み解けていないのかもしれません。本当は愛しているのに、素直になれないために、関係がこじれてしまう。こんなに悲しいことはありません。できれば、素直に感謝や愛情を伝えられるようになりたいものです。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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