50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

人生を変えるのは、美しい誤解と妄想だ

新しいことに挑戦することって、怖いと思いませんか?

 

経験のないことでも、似たような経験があれば、それを応用することができると考えれば、そこまで怖くないかもしれません。ですが全く未経験のことに挑戦したり、自分のことを誰も知らない環境に行くには、どんな人でも不安を感じると思います。たとえそれが、自分がやってみたい!と思ったことであっても、です。

 

とはいえ、あなたも小さいころは、やりたいことに躊躇せずに向かっていったのではないでしょうか?ブランコをやりたい!と思ったら、何も考えずに直行していたはずです。ブランコに乗ったら、どんなリスクがあるんだろう?と考えたはずもありません。

ただ、悲しいことに、いろいろな失敗を経験したことで、私たちはやりたいと思ったことに素直に飛びつくことが難しくなっています。それは恋愛とちょっと似ているかもしれません。好きな人に、好きと言って振られたらどうしよう?そう考えると、自分の気持ちをストレートに伝えることができず、いろんな手を使ったり、思いを伝えられないままになってしまうことだってあるでしょう。

 

じゃあどうすれば、これがやりたい!ということに一歩を踏み出せるのでしょうか?
2つの道が考えられます。

 

1)美しい誤解をする

 1つめは「美しい誤解をする」です。
 やったことがないことでも、経験がないことでも、「もしかしてできるんじゃね?」「なんかできそう!」と感じたことがある方も、いらっしゃるかもしれません。私も、今は文章が仕事の一部になっていますが、最初のきっかけは、人の書いた文章を見て、「自分のほうがもっとうまく書けるんじゃね?」と、感じたことでした。いや、全然経験なかったのに、なぜそう思うことができたのか?今でこそ不思議ですが、あの美しい誤解がなかったら、今の道に進むことはなかったなと思います。根拠のない自身を持つ、というのも近いものがあるのかなと考えています。この、美しい誤解が、本来なら不安やリスクを考えてしまうところを、さらっと乗り越えさせてくれるのです。

 

 
2)妄想力をフルに生かす

 もう1つは、あなたの「妄想力」を使うことです。なぜ挑戦ができなくなるのか?それは、メリットよりも失敗したときのデメリットが多いと感じてしまうこと、もう1つはそれに挑戦しなかったことの未来への影響を過小評価していることが原因です。

 

そこで活用したいのが「妄想力」です。挑戦することで得られるメリットが、本当に今見えているだけの範囲なのか、妄想を広げてみたいところ。例えば、初めて本を出版するとしましょう。その1冊を出すことのインパクトは、本を出す前にはわかりにくいものです。デメリットとしては、本が全然売れない、アマゾンのレビューでぼろくそに書かれる、といったことが考えられます。逆に、メリットとしては、ベストセラーになる、新しい仕事が舞い込む、印税が得られる、2冊目のオファーが来る。といったことが考えられます。しかし、それだけでしょうか?もしかしたら、その1冊目を出すことで、ベストセラー作家としての人生が切り開かれるかもしれないし、憧れの作家さんと一緒に仕事ができる可能性もあります。海外から出版のオファーがくることで、海外での仕事につながる可能性もあるかもしれません。それによって収入が2桁増える可能性もあります。できれば、経験者の例を探してみたり、実際に経験者の声を聴くことができれば、よりメリットが具体的になるでしょう。

 

こんな風に妄想すると、メリットがデメリットをはるかに上回るかもしれません。そうすれば、挑戦へのワクワクが、不安を打ち消してしまうと思います。

 


1つの出来事で、人生がどう変わるかなんて、意外にわからないものです。
美しい誤解や妄想力で、今の延長戦上の人生を、ガラッと変える可能性があります。挑戦するのが苦手な方、人生なんて変えられないとどこかであきらめている方は、ぜひ試してみてほしいと思います。もし、挑戦がうまくいかなかったとしても、挑戦したという事実は、あなたの中に確実に残ります。それこそが、心躍る人生をもたらしてくれるでしょう。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
いいな、とおもったら、読者登録お願いします!