「同情するなら金をくれ!」という言葉、聞いたことありますか?
40歳以上の方なら、きっと知っている人が多いと思います。このセリフは1994年に放送された『家なき子』で、安達祐実さんが言い放った名セリフです。アマゾンでも見れるので、若い人の中にも、知っている人がいるかもしれません。
なぜこのセリフのことを書いたのかというと、先日「共感」と「同情」の違いについての話しを聞いたからです。普段、意識して区別することが少ない「共感」と「同情」ですが、ブロガーならその違いを知っておきたいですよね。
では、改めて「共感」と「同情」について。
似ているように感じるこの2つですが、
「共感」は、相手の立場に立って、相手の感情を、自分の感情のように感じること
「同情」は、他人の気持、特に苦悩を、自分の立場かかわいそうに思うこと。あわれみ。
こうしてみてみると、かなり違うことがわかりますね。
とくに、立ち位置の違いが顕著で、相手の立場にたつのが共感、あくまで自分の立場からなのが同情ということになります。
冒頭の「同情するなら金をくれ」というセリフは、安達祐実さん演じる貧しい子が、周囲から、かわいそうにと同情された時に出てきたものでした。ちょっと怒ったような、強い感じで「同情するなら金をくれ!」と繰り返したのです。
なぜ「同情するなら金をくれ」と言う言葉が飛び出したのか?
それは、下に見られたということ、そして助けてくれないことへの怒りからの言葉だったのだと思います。人は、上から目線で言葉をかけられると、反発してしまうものですよね。あなたも、かわいそう、と同情されたら嫌な気分になることでしょう。反対に、自分の気持ちを受け入れてもらったと感じたら、救われた気分になると思います。
これはドラマの話しではありますが、私たちの身の回りでも、似たようなことが、毎日のように起きているのではないでしょうか?誰かがミスをした、遅刻した、熱中症になったなどの事実に接したとき、自分がどう感じているのか、改めて意識してみることはできるでしょう。
猛暑なのにエアコンを拒否して熱中症になる人に対して、かわいそうだと思いつつも、なんでエアコンつけないのか意味不明と考えてしまうことは、十分あると思います。日本では、こうした相手の状況には同情を禁じ得ないものの、それって自業自得じゃない?という立ち位置をとってしまう人は、多いのではないでしょうか?日本は好きですが、そんな冷たい社会になってほしくないですね。
私も様々なことについて、このブログで書いてきましたが、改めて上から目線にならないように、気をつけたいと思います。自分から何かを発信する際には、相手の立場に立てるよう、意識いていきたいですね。この逆を行くと、簡単に炎上しそうw
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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