『ユダヤ人大富豪の教え』発売20周年、おめでとうございます!
この本で扱っている「幸せな金持ちになる17の秘訣」シリーズの投稿3回目です。
幸せな金持ちになる17の秘訣の第4の秘訣は
「思考と感情の力を知る」
です。
この秘訣の中で書かれていることは、
「ふだん考えていることが現実の人生をつくっている」
ということ。
なぜそうなっているのか?その仕組みを知らなかったとしても、思考の力を使うことは可能です。例えば、テレビのリモコンの仕組みを知らなくても、テレビを使うことはできますし、エンジンの仕組みを知らなくても、車を運転することもできますよね。インターネットがどういう仕組みかを知らなくても、毎日ネットを使っていると思います。
でも「考えても、そのとおりにならないことも多い」という疑問が出てくるはずです。
本書では、ユダヤ人大富豪のゲラーさんは、こう答えています。
そのとおり。ても、君の思考を調べていけば、実は思いどおりにならなかった現実を望んでいた事がわかるのだ
ここで、主人公のケンの「彼女が欲しいのにできない」という例で、なぜ彼女ができない現実をケンが意図しているのかを、ゲラーさんが明らかにしてしまうのです。これが、生生しくて、でもちょっと笑えます。自分が本当に考えていることって、よく注意しないとい自分でもわからないものですね!
そして、感情についても、その重要性をゲラーさんが語ります。
今の生活でいろいろ不満がある人もいると思います。
でも、人生をガラッと変えようとする人は、ごく少数。
それは、変化への恐れのせいだと言います。人は、なるべく恐れを感じないようにしているというのです。
そして、怒り、悲しみ、鬱々とした感情などは、人生を台無しにしてしまうとも説きます。たった1回キレて喧嘩したことが、人生を変えてしまうことを知っている人は多いはずです。煽り運転も、感情がトリガーになって起こることがわかっています。
では、どうすればいいのか?
その第1歩として、「ふだん考えていること、感じていることを紙に書く」ということを本書では勧めています。
考えていることは、わかりやすいですが、感じてることは、わからない人もいると思います。私も以前は、自分が何を感じているのか、把握することが難しかったです。男は泣いちゃいけないとか小さいころに言われたことが、いつの間にか行動規範になっていたりするのです。もしくは、何度も怒られたり、否定されたりしたことで、感情を麻痺させてしまったという方も、いらっしゃるかもしれません。そういう人は、少しづつ感情についてリハビリが必要になってくることでしょう。もし自分が当てはまると思ったら、考えていること、感じていることを、紙に書いてみて下さい!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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