名前って大事ですよね?
自分の名前、小さい時はキラいだったけど、成人したら好きになったという人は、結構多いのではないかと思います。結婚して、自分の子供に名前を付けようとして、ああでもないこうでもないと悩むのも、子供には幸せになってほしいと願うからではないでしょうか?
こういった思いは世界共通だと思います。そして、子供につける名前にも、色々な流行りというものがあります。
で、先日目に入ったニュースがこれ
イギリスの国家統計局が発表した、英国で一番人気の男児名が「ムハンマド」になったというもの。ちなみに前年の1位は「ノア」で、女子の1位は「オリビア」とのこと。
ムハンマドと言えば、イスラム教教の預言者がムハンマド。なので、イスラム教徒では男児にムハンマド系の名前を付ける、ということが伝統的にあるそうです。イギリスってキリスト教の国。ですが、イスラム教徒は、イギリスの人口5960万人の約6.5%に当たる390万人を占めています。
日本では、23万人のイスラム教徒がいるとのことです。人口比率で考えると、まだまだ少数派ですが、そんなに安心していい状況とも思えません。というのも、保育園ではハラール食を給食に提供する取り組みが、地域によっては始まっているからです。多様化という旗印のもと、他文化との共生を進めていけば、将来的にはイギリスのようなことになる可能性もありますよね。
ただ、移民の受け入れや、多文化共生を目指していたヨーロッパでは、その試みは完全に失敗しています。自分たち以外の文化や宗教に寛容な人がいても、相手がそうだとは限りません。反対に、受け入れてくれた側の文化を否定したりすることもあるわけです。実際、ヨーロッパでは、少数派のイスラム教徒が、多数派のキリスト教徒にヒジャブの着用を強制しようとしたりする事例が出てきています。日本でも、地域によっては、イスラム教徒が土葬を認めるように活動しています。
日本の良いところは、ルールなマナーを多くの人が守るところにあると思います。そういう文化のところに、ルールなんて従う気のない人たちを、多様性という理由で簡単に行け入れていくと、日本の良さは失われていくかもしれません。ひょっとしたら、日本でも男の子の名前1位が「ムハンマド」になる日が、マジで来るかもしれませんね。それも、私たちの選択次第だと思います。
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