50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

精霊幻想記、全領域異常解決室で読む「神の苦悩」

 

神様にお願いしたこと、ありますよね?

 

神社で初もうでなどで、毎年お願いしている人は多いと思います。
キリスト教徒でも、イスラム教徒は、何かにつけて神様に祈りをささげていますよね。私の幼馴染はカトリックだったので、学校に一緒に行こうとその子の家を訪ねるたびに、「「父と子と聖霊のみ名によって。アーメン」と言われていました。当時、意味は全く理解していませんでしたが、ああ、なんか幸せとか平安とか無事であることを祈ってもらってんだなぁと、ぼんやりとは認識していたものです。神様への願いや祈りが、日常に溶け込んでいることは、普段は意識していませんが、間違いないと思います。

 

じゃあ、神様側から見たら、人間の営みや神様へのお願いなどは、どう映っているのでしょうか?

 

私の好きな小説『精霊幻想記』では、神様が存在していた過去がありました。
ちょっとだけネタバレを含むので、アニメだけしか見てない方は、ご注意を。
主人公のリオは、かつて神に近い力をもった超越者の1人「竜王」でした。世界を創造し、管理してきた神は、ある時、超越者たちに世界をまかせ、去ってしまいます。なぜ神はこの世界を去ったのか、その理由は書かれていませんが、もしかしたら、何度行っても争いを辞めない人間たちを管理するのに、嫌気がさしたのかもしれません。その後、世界から去った神を探すため、超越者の一部が異世界への壁に穴をあけたことで、異世界から魔物が侵入し、世界を大混乱が襲うのです。どんなことがあってもなんとかしてくれる神の存在は、他の存在を依存させてしまうのかもしれません。それも、神が去った理由の1つかもしれないですね。

 

そして最近話題のドラマ「全領域異常解決室」も、実は神様が登場していましたね。八百万の神々が、人間の身体に宿り、転生を繰り返しながら、人間たちを守っているという設定は、なかなかに斬新です。「僕も、神です」のセリフを言える人物として、藤原竜也が選ばれたというのも、うなずける話。このドラマでは、長い年月を生きる神々は、人間を守り続けてきましたが、人間を信じては裏切られる、という歴史を繰り返してきたというのです。それでも人間を守ることに疑問を持つ神も、ドラマでは登場していましたが、いかに神と言えど、どんなに技術が進歩しても変わらない人間たちに、愛想をつかしてしまうのも、無理からぬことかもしれません。そんな人間たちが、都合のいいときだけ、神を頼るというのも、神側からしたら迷惑千万な気もしますね。

 

実際に神様がいるのかどうかはわかりませんが、もし存在するとしたら、神様に見捨てられない存在になれるよう、嘘をついたり、誰かを裏切ったりしないよう、心がけたいものです。

 

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