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【感想】『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』を見ると心が熱くなる!

こんにちは。
このGW期間中に、『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』を映画館で見てきました。そこで、感想を。
ブログで映画の感想を書くのは初めての挑戦です!

 

 

さて、今回見に行ったのは、やはりTV版のほうを見ていた、というのが最大の理由ですね。一人の死者も出さない、という理想の元、危険な現場にも緊急救命チームが駆けつける、というコンセプトのMER。TVでそんなところに行ったら医者も死ぬんじゃ?というようなところへ出向いたMER。「待ってるだけじゃ助けられない命がある」というセリフが印象的でした。

 

今回の映画版でも、そのコンセプトは受け継がれて安心。今回は、東京MERの成功を受けて、厚生労働省がMERの全国展開を画策。その第1号として、横浜MERが結成されたところに、ランドマークタワーで大規模な事故が起こり、東京と横浜の2つのMERが出動する、という流れ。横浜MERは、最高の医療技術を持つチームとして結成され、医者は危険なところにはいかない、というコンセプト。医者はどこまで危険を冒すべきなのか?という対立構造が、映画版の主軸と言えるでしょう。

 

喜多見チーフは相変わらずの無茶ぶりを見せます。再婚した妻の千晶を守るために考えられないくらい動きます。ランドマークタワーを階段で展望室まで駆け上がるって、どんだけ体力あるんだ!?体力おばけですね。東京MERのメンバーそれぞれに、見せ場があるのも嬉しかったです。特に、危険が迫り、我先に逃げようとする人たちの心を落ち着かせ、みんなが人のために何かできることをしよう、という流れを作った冬木さんの言葉は圧巻でした。また、新メンバーの潮見医師の成長も感動的。喜多見チーフがあこがれの人というものの、やっぱ危険が現場は怖いよね、という普通の感覚を見せてくれたのも、東京MERを引き立たせたと思います。

 

対する横浜MERは、チーフの鴨居医師だけがクローズアップされたのがちょっと残念。まぁ時間制限のきつい映画では仕方ないですね。こちらは、「危険を冒しては、救えない命がある」をコンセプトで、冷静で合理的な対応がウリ。技術も実績も十分なメンバーがそろい、現場で喜多見チーフも驚くほど。ちなみに、鴨居チーフは、今ではMER推進部統括官となった音羽さんと大学の同期で、付き合っていたという設定。これが映画中でもちょいちょい出てきますw。

 

最終的には、「死者は、ゼロです!」のセリフが聞けるわけですが、それをわかっていても、ハラハラドキドキが止まらない映画でした。自分が今できることを全力でやる!という気持ちがめっちゃ高ぶる映画です。

 

ちなみに、この映画では厚生労働大臣をはじめ、政治家がめっちゃ悪者に描かれています。これはこのTV版から変わっていませんね。こんなにあからさまな悪人は、大臣にはなれないと思うけど、どうなんでしょうか?

 

あと気になったのは、ランドマークタワーの大事故を引き起こした犯人の手法。清掃員になりすまして、大量のガソリンは運んで設定でしたが、あの量を分散にて効率的な爆発するように配置するのは、無理があるなぁと感じたのは、私だけでしょうか?

 

とはいえ、TV版を見ていた人は、必見の映画だと思います。

全力・信頼・協力・成長・意思、そういったものが詰め込まれた映画版は、ほんと見て良かったなぁと思える1作でした。TV版見ていた人は、映画館へGOです。

 


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

☆やコメントをくださるみなさん、ありがとうございます!とってもうれしいです。

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