誰かに勝ちたい!
勝負は負けたら意味がない!
そう思っていませんか?
特に、ワールドカップを見ていると
そんな感覚を思い起こされる気がします。
私たちは子どもの頃から
「勝つこと」が正義だと教えられてきました。
テストで良い点を取る
スポーツで勝つ
受験に合格する
会社で出世する
収入を増やす
気づけば人生そのものが、
「勝ち負け」のゲームになっていた気がします。
そのおかげで努力する力や向上心を
身につけられたのも事実。私自身、
若い頃は「もっと頑張れば、もっと幸せになれる」
と本気で信じていました。
勝ち負けのゲームには、終わりがない
でも50代になった今、思うのです。
このゲームには、終わりがありません。
年収で勝っても、もっと稼ぐ人がいる。
役職で勝っても、もっと上の立場の人がいる。
家や車を手に入れても、もっと大きな家、
もっと高級な車を持つ人がいる。
SNSを開けば、自分より充実して
見える人生が次々と流れてきます。
勝ったと思った瞬間、
もう次の勝負が始まっている。
だから心は、いつまで経っても
落ち着く暇がないのです。
本当に幸せそうな人は、誰とも競っていない
一方で、私の周りにいる
「本当に幸せそうな人たち」は、少し違います。
彼らは、誰かに勝とうとしていません。
人と比べることよりも、自分らしく
生きることを大切にしているんです。
好きな仕事を楽しみ、家族との時間を
大切にし、美味しい食事を味わい
今日という一日に感謝しながら過ごす。
そんな人たちの笑顔には、どこか余裕があります。
彼らは、ずっと勝ち続けることの
リスクも見えていると言います。
あなたも、ずっと負け続けたら
不公平感を感じるのではないでしょうか?
負けを感じている人からの攻撃は
勝ち続けている人にこそ、向いてしまうんです。
人生後半に気づく、本当の豊かさ
人生の後半に差しかかると、
ようやく気づくことがあります。
本当に豊かな人生とは、
「誰より上にいること」ではなく
「自分らしくいられること」なのだと。
勝ち負けを手放すことは、
向上心を失うことでも、
挑戦をやめることでもありません。
昨日の自分より、少しだけ成長できればそれでいい。
誰かを追い越すためではなく、自分が納得できる
人生を歩むために努力する。
そのほうが、ずっと心は軽くなります。
人生は短距離走ではなく、長い旅
人生は、短距離走ではありません。
一人ひとりが違う景色を見ながら歩く、長い旅です。
歩く速さも違えば、目指す場所も違う。
それなのに、誰かと順位を競い続ける
必要なんてないのです。
50代は、そのゲームを卒業するのに、
ちょうどいいタイミングなのかもしれません。
幸せとは、勝者だけが手にできるものではありません。
「勝ち負け」という物差しを手放した人から、
少しずつ見えてくるものなのだと思います。
よかったら、「勝ち負け」のゲームを降りて、
自分らしく、自分のペースで歩いてみませんか?