50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

「もう、誰かに勝たなくていい。」50代で気づいた、本当の豊かさ

サッカーワールドカップが開幕しました。
そのニュースを見ていて、思ったことがあります。

 

勝ちたい!
そう思ったこと、ありますよね?

 

それは、試合に勝つことだったり、
仕事で、誰よりも成果を出すことだったり、
同期より早く昇進することとか、
人より多く稼ぐこと、
そして、自分が正しいと証明することだったり
するかもしれません。

 

そして、多くの人は、「勝ち負けのゲーム」に
囚われているのかもしれません。

 

もちろん、競争が悪いとは思いません。
誰かと切磋琢磨することで、成長できる
ということは、確かにあります。
自分が頑張る原動力にもなる。

 

ただ、50代になってふと気づいたのは、
このゲーム、いつまで続けるんだろう、
ということ。

 

誰かに勝つと、また新しい
「勝たなければならない相手」が現れる。
まるでPRGのように。

 

収入が増えれば、もっと稼いでいる人が
目に入る。評価されると、さらに上を目指したくなる。
SNSを開けば、誰かの成功が飛び込んでくる。

終わりがない。
そして、想像以上に、疲れる。
そう、終わりのないゲームは疲労感が
蓄積していくんです。


50代になると、少しずつ聞こえてくる声がある。

本当に欲しかったものは、
「一番になること」だったのだろうか?

 

心穏やかに過ごせる時間。
気の合う人との他愛もない会話。
好きな本を読む静かなひととき。
家族の笑顔。健康な体。
誰かの役に立てたという実感。

 

そういうものの中にこそ、
本当の豊かさがある。
そう思うようになったのです。


そもそも、人はそれぞれスタート地点が違う。
持っているものも、歩んできた道も違う。
比べる相手が変われば、勝ち負けの基準も変わる。
野球とサッカーで、ルールが違うように。

 

そんな曖昧なものに、自分の幸せを
委ねてきたのだと気づいたとき、
ちょっと笑えたのは事実です。


勝ち負けのゲームから降りることは、
諦めではないし、挑戦をやめることでもない。

「誰かに認められるため」ではなく、
「自分が納得できる人生」を選ぶということ。

人生の後半は、そういう生き方に
そっとシフトしていく時期なのだと思う。

 

もし今、勝ち負けに疲れているなら
—一度、そのゲームから降りてみてほしい。

 

人生の後半には、順位では測れない豊かさがある。
その豊かさをゆっくり味わえること。
それこそが、長く生きていく人に与えられた、
静かな特権なのかもしれない。