50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

「自分らしく生きたい」なんて幻想じゃないか?

 

「自分らしく生きたい」

そう思ったことありませんか?

 

私もかつては、そう思っていました。

実際、書店に並ぶ自己啓発本のタイトルや、
SNSのプロフィール欄、コーチングなんかにも
この言葉は溢れかえっています。

 

まるで「自分らしさ」さえ見つければ、
人生のすべてが解決するかのように。

 

でも、「自分らしさ」なんて、
最初から存在しないんじゃないか。

 

いや、今の自分が気に入らないから、
本当の自分があるはずだ、
それが「自分らしく」に変換されて
いるだけだと思う。

 

「本当の自分」を探し続けている人に
共通すること。それは、探せば探すほど、
見つからないこと。

 

実は当然のことだ。
掘っても掘っても出てこないものを、
一生懸命掘り続けているのだから。

 

「自分らしさ」とは、見つけるものではなく、
日々の選択の積み重ねの中で、にじみ出て
くるもの。そう、今の自分が、まさに
「自分らしく生きている自分」なのだから。

 

もう一つ、正直に言うと、
「自分らしく生きたい」という言葉の裏には
「今の自分を変えたくない」という願望が
見え隠れしている。

 

本当は怖いのだ。変わることが。
傷つくことが。失敗することが。

 

だから「まだ本当の自分を見つけていないから」
という言い訳を作って、自分を守る。
でもそれは、自分らしく生きることではなく、
自分らしく止まっているだけだ。

 

「自分らしく生きたい」という幻想を
手放したとき、何が残るか?

それは、「今日、何を選ぶか」という、
ただそれだけだ。大きな覚悟なんていらない。
そして、嫌いな部分を含めて、これが
自分らしいんだ、と納得するしかない。

 

「自分らしさ」は、ゴールじゃない。
一生懸命に生きてきた跡に、
自然とついている足跡のことだ。

 

だから、探すのをやめよう。
そして、動こう。
あなたらしさは、動いた先にしか、ないのだから。