最近は「推し活」という言葉をよく聞きます。
好きなアイドル。
俳優。
アーティスト。
スポーツ選手。
アニメキャラ。
誰かを応援することで、
毎日に楽しみやエネルギーが生まれる。
「推しがいるから頑張れる」
そんな人も多いと思います。
私は、それってすごく素敵なことだと思うんです。
でも最近、ふと思ったんですよね。
私たちは、
他人を応援するのは得意なのに、
自分自身を応援するのは苦手なんじゃないかって。
失敗すると責める。
できないことばかり見る。
年齢を理由に諦める。
「もう今さら」
「自分なんて」
そんな言葉を、
無意識に自分へ向けてしまう。
でももし、
自分自身を“推し”だと思ったらどうだろう?
例えば、
「今日も頑張ってるな」
「ちゃんと続けてて偉い」
「失敗したけど挑戦したじゃん」
そんなふうに、
自分に声をかけられたら。
きっと人生の空気は、
少し変わる気がするんです。
推し活って、
相手の“可能性”を信じることでもありますよね。
まだ伸びる。
もっと輝ける。
この人には魅力がある。
だったら、
自分にも同じことをしてあげてもいい。
特に50代になると、
どうしても減点方式で自分を見がちです。
若い頃より体力が落ちた。
記憶力が落ちた。
勢いがなくなった。
でもその一方で、
経験。
優しさ。
深み。
人への共感。
若い頃にはなかった魅力も、
たくさん増えている。
それなのに、
自分だけは、それを認めてあげない。
それって少し、
もったいないですよね。
私は最近、
「自分自身を推す感覚」って大事だなと思っています。
好きな服を着る。
好きなカフェに行く。
学びたいことを学ぶ。
やってみたいことを試してみる。
それって全部、
“自分という存在”を大切に扱うことなんですよね。
誰かの人生を生きるんじゃなく、
自分の人生を応援する。
すると不思議と、
人にも優しくなれる。
自分を否定し続けていると、
世界まで厳しく見えてしまうから。
「推し」は尊い。
でも本当は、
毎日ここまで生きてきた自分自身も、
かなり尊い存在なんじゃないかと思うんです。
だから今日くらいは、
少しだけ自分を褒めてみる。
そして、
「この人、まだまだ面白くなりそうだな」
そんな目で、
自分自身を見てあげたいと思うのです。