今日4月8日、アメリカ・イスラエルとイランの2週間の停戦が実現しましたね。
このタイミングで停戦が実現するなど、主要メディアは予想していなかったように見えます。トランプ大統領のいつものパフォーマンスだろうと見ていた人が多いのではないでしょうか?今回は、「石器時代に戻す」とか、表現が大げさだったから、さすがに盛りすぎと感じた人も多かったと思います。
まぁイランとしても、どこかで停戦せざるを得なかったということでしょう。軍部がどう考えるかは別として、指導部としては、ある程度現実を見る必要もあるはずでしょうしね。発電所に人間の盾を配置するとか、イランも相当にまずいことをやっていましたが、メディアは報道しない自由を発揮。どうしてもアメリカを悪者にしたくて仕方ないのでしょう。
2週間の停戦の中で、特に問題になりそうなのが、ウラン濃縮を認めるかと、ホルムズ海峡でしょう。核開発に繋がることなので、アメリカもイスラエルも飲めない条件。さらに、本来自由航行が保証されている国際海峡を勝手に自分のものにしようとするイランの主張は、世界中が許さないはず。
あとは、イスラエルとヒズボラの戦闘は収まらないでしょうね。そのことをイランがどう見るか?ヒズボラはレバノンの組織であり、イランの主権の外の存在。普通に考えれば、停戦の対象には含まれないはず。それでもそういう常識を全部無視できるのがイランですから、そもそも停戦がどこまで現実的かも怪しいところではあります。
まぁ、WTI原油先物も急落し、株価も急上昇したので、投資家目線では戦争は終結に向かうと見ている人が多いという証拠でしょう。
また、このタイミングで高市総理がイラン大統領と電話会談できたのも、良いことだと思います。今すぐ解決できるとは思えませんが、少なくとも対話の窓口があるというのは、評価できることですね。
これを機に、安さを理由にした中東依存をどこまで抜けられるか、日本としても大きな選択を迫られるでしょう。それはつまり、私たち自身が、色々なモノの値段が上がっても、中東依存を減らすことに同意できるか?ということでもあります。遠い場所の出来事ではなく、生活に直結した話だと、認識したいですね。