50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

AI時代の光と影――私たちは何を手に入れ、何を失うのか

 

AIの進化が止まらない。

ChatGPTが登場してから、わずか数年で私たち
の生活は大きく変わりましたね。仕事の効率
は上がり創造性の幅は広がり、できることが
爆発的に増えています。特に、毎日AIを使っ
ている人なら、その変化を感じているのでは
ないでしょうか?

でも、AIを普通に使うようになったことで
得るようになったものと、失おうとしている
ものがあることは、考えておきたい。


1)AIで私たちが得るもの

 

AIが私たちにもたらすものは、計り知れない。

まずは単純作業からの解放。AIを使うこと
で、これまで何時間もかかっていた単純作業
が、数分で終わるようになったのだ。書類作
成、データ分析、翻訳、デザインなど、多く
の分野で、人間は単純作業から解放され続け
ている。

 

そして、創造性の拡張。AIを使えば、音楽を
作ったことがない人が曲を作れるし、絵を描
いたことがない人がアート作品を生み出せる。
今では、動画までも簡単に作れるようになっ
てきたし、プログラムだって、簡単だ。専門
知識がなくても、アイデアさえあれば、それ
を形にできる時代になった。

 

さらに、誰もが平等に知識にアクセスできる
世界。優秀な家庭教師やコンサルタントを雇
えない人でも、AIを通じて高度な学習やアド
バイスを得られる。AIにいろんなことを相談
しているという人も出てきている。人に話し
にくいことも、AIなら相談できるなんてこと
も実際にあるのだ。親の経済力の差による教
育格差や、情報の格差が縮まる可能性がある。

親ガチャを心配しなくても良い時代が、もう

すぐそこにあるかもしれないのだ。


2)AIで私たちが失うもの

一方で、失うものもある。

まず、仕事だ。単純作業だけでなく、これま
で「専門職」と呼ばれていた領域にも、AIの
波が押し寄せている。翻訳者、ライター、デ
ザイナー、プログラマー、アナウンサー。
多くの職業が、AIに置き換えられる可能性に
直面している。専門職の代表格である弁護士
でさえ、AI化の波には勝てないかもしれない。

 

そして、考える力。AIに答えを求めれば、
瞬時に「正解」らしきものが返ってくる。
でも、その過程で私たちは、自分で考え、
試行錯誤し、悩む時間を失っているかもし
れないのだ。便利さと引き換えに、思考力が
衰えていく危険性がある。

 

かつて、携帯電話が生まれた時を思い出して
みてほしい。人の電話番号をいっぱい覚えて
いたはずだ。でも携帯に電話番号を登録する
ようになったことで、電話番号を覚えること
を放棄してしまった人は多いのではないだ
ろうか?あの時は記憶力だったが、今度は
思考力全般が危機にさらされている。

 

人と人とのつながりも変わるだろう。
AIが最適な答えをくれるなら、わざわざ人に
相談する必要はない。効率は上がるけれど、
会話の中で生まれる偶然や、人間的な温かさ
は減っていくかもしれない。

 

さらに、「自分らしさ」も失うかもしれない
AIが最適解を示してくれるなら、私たちはそ
れに従えばいい。でも、その先に待っている
のは、みんなが同じような選択をする、均質
化された世界かもしれない。自分らしい文章
なんて、よほど好きな人でもなければ、不要
になるかもしれないのだ。

 

AIによる動画のクオリティーが上がって、
本人が話しているのかさえ、見分けるのが
困難な時代になりつつある今、人間が、そし
て社会が失うものに目を向けておく必要が
あるんだと思う。


AIは道具だ。AIに任せるべきことは任せて、
人間にしかできないことに時間を使うこと
を忘れないようにしたいですね。

これからの先の時代は、AIをどう使うかでは
なく、AIがある世界で「人間らしさ」を
どう保つかを考えることのほうが、大切に
なってくるでしょう。あなたが、自分らしく
生きるために、何を守るのか、ぜひ考えて
みて下さい。

 

ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。