50代からでも、自分の大好きなことを探せるのか?

50代男が、大好きなことを探しはじめたらどうなるのか?

追い詰められた時こそ、カメラを引いてみよう

 

もうだめだ!そう思ったことありませんか?

 

人生には、まるで巨大な壁が立ちはだかっているように感じる瞬間があります。仕事で行き詰まった時、人間関係でトラブルが起きた時、将来への不安に押しつぶされそうな時——そんな時、私たちの視野は驚くほど狭くなってしまいます。

 

困難に直面している時、私たちの意識は問題そのものに集中してしまいがちです。まるで暗闇の中で懐中電灯を使っているように、照らされた部分だけが全てに見えてしまうのです。

 

目の前にそびえ立つ巨大な壁を見上げていると、その高さや厚さにばかり意識が向いてしまいます。しかし、実はその壁にはもろい部分があるかもしれません。ヒビが入っている箇所があるかもしれません。あるいは、壁の端を回り込める道があるかもしれません。でも、壁の一部分だけを見つめているうちは、これらの可能性に気づくことができないのです。

 

苦しい状況にある時、私たちは一人で戦おうとしがちです。しかし、実際には周りに手を差し伸べてくれる人がいるかもしれません。同じような経験をした人がアドバイスをくれるかもしれません。専門知識を持つ人が解決策を知っているかもしれません。

 

「でも、人に迷惑をかけたくない」
「自分の問題は自分で解決すべきだ」
そんな思いが、せっかくの助けを拒んでしまうことがあります。

 

さらに言えば、私たちが「絶対に超えなければならない」と思い込んでいる壁が、実は迂回できるものかもしれません。もしくは、その壁を超える必要がそもそもないかもしれません。固定観念に縛られて、別の選択肢が見えなくなってしまうのです。

 

「四面楚歌」という言葉があります。
まさに、困難な状況にある時の心理状態を表しています。敵に囲まれ、味方が誰もいないように感じる状態です。右を見ても、左を見ても、解決法がないと思ってしまうのです。

でも、これは必ずしも現実ではありません。多くの場合、それは私たちの心が作り出した錯覚です。視野が狭くなっているからこそ、実際には存在する選択肢や支援が見えなくなってしまっているのです。

 

こんな時、どうすればいいのでしょうか?
映画やドラマで、緊張感のあるシーンの後に、カメラがぐっと引いて全体を映し出すシーンがあります。すると、主人公が置かれた状況が全く違って見えることがあります。

 

人生でも同じことが起きます。問題に近づきすぎている時は、一歩下がって全体を見渡してみることが大切です。俯瞰的な視点を持つことで、今まで見えなかった可能性が浮かび上がってくるのです。


では、どうすれば俯瞰的な視点を持つことができるのでしょうか?

まず、物理的に環境を変えてみることです。散歩に出かけたり、いつもと違う場所で考えたりすることで、新しい視点が生まれることがあります。

 

次に、時間軸を変えてみることです。
「1年後にはこの問題をどう思っているだろう?」
「10年後から振り返ったら、この経験はどんな意味を持つだろう?」
と考えてみることも効果的です。

 

そして、他人の視点を借りることです。信頼できる人に話を聞いてもらったり、同じような経験をした人の話を聞いたりすることで、新しい角度から問題を見ることができます。これが、メンターを持つことの大切さでもあります。

 

俯瞰的な視点を持つことで、今まで見えなかった選択肢が見えてきます。壁を正面から突破する以外にも、様々な方法があることに気づくでしょう。苦しい時ほど、カメラを引いて全体を見渡してみてください。きっと、新しい希望の光が見えてくるはずです。あなたが思っているよりも、世界は広く、可能性に満ちているのです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。