
思いやりって大事だと思いませんか?
誰かに優しくしてもらったり、気にかけてもらうのは、とてもうれしいものです。きっと、両親から「人を思いやれる人になりなさい」みたいに言われたことがある人は多いのではないでしょうか?それに、誰かにそう教わらなかったとしても、思いやりが大事だ、と知っている人は多いと思います。
とはいえ、現実の社会では、誰かの思いやりに触れることができる瞬間は、とても貴重なものになってきたと思います。テレビを見ても、SNSを見ても、職場を見ても、誰かを責めたりする機会のほうが、圧倒的に多くなっていると感じませんか?選挙でどんなことを訴えてるのかを見ても、日本もアメリカも、相手側への攻撃ばっかでしたよね。さすがにうんざりしませんでしたか?
これって、相手の立場に立って考えることが難しくなってきたからだと思います。特にコロナ過以降は、対面で接する機会は以前より減っているし、SNSだと、相手側の背景情報も見ず、反射的に反論してしまうこと、自分の都合だけを主張することが、多数を占めるようになったと思います。小さいころから、SNSが当たり前にあったりする環境や、近しい人とだけ付き合うようなことが多いと、それ以外の人が何を考えているのかとか、その人の立場などを把握する、しようとする機会そのものが失われていると思います。
また、そもそも自分の生活が苦しかったり、精神的にもつらいことが多かったりすると、自分のことで精いっぱいになり、人のことまで考えていられない、ということもあるかもしれません。100年に一度の災害が、誰も経験したことのないようなことばかりが起こり、先々の予想もつかない。そんなストレスから誰かを攻撃したくなる気持ちもわからないではないなと思います。この世の中の誰もが、心に傷を負っているし、思い通りに生きられないことのほうが多いのも事実でしょう。
多様性を受け入れるというのは、理想としては理解されていると思います。ただ、その余裕がない人が多いというのが、アメリカ大統領選挙でも示されたのではないでしょうか?日本でも不倫しても手取りを増やしてくれる政治家が求められています。ただ、そんなに余裕がない時でも、ほんの少しの余力をもって、相手もことを思いやれる人が求められていると思いますし、自分もそんな人に短い時間でもなれればいいなと。これは人に強要できることではありませんが、そういう人が一人でも増えれば、世界は住みやすいところになるのになと、思っています。
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