
あなたは、朝令暮改する人を信用できるだろうか?
おそらく、ほとんどの人は、すぐに意見を変える人を信用できなのではないかと思う。
昨日までは、「今、利上げするやつは、あほ」という人を否定し、金利政策の正常化で「金利のある世界」にしたい!と言っていた人が、今日は「追加の利上げは当面しない」みたいな正反対のことを言いだしたりすると、こいつは何を考えているんだとか、発言がブレている!みたいに思われるのは、当たり前だと思います。特に、責任のある人の朝令暮改は、多くの人を惑わせるので、注意が必要でしょう。そうです。あの人のことを言ってますw
ところが、朝令暮改するリーダーでも、信頼される人がいます。私も仕事柄、たくさんのプロジェクトを見てきましたが、ごくまれに、朝令暮改しても部下やお客さんから、信頼が厚いリーダーがいました。
彼らは、最初のブレブレの人と、何が違うのでしょうか?
それは、朝令暮改の理由を、しっかり説明するか否かの差です。
プロジェクトの方針が、ガラッと変わったとしても、そこに明確が理由があれば、人は納得するものです。システム開発の場合だと、ある機能の開発に予算がかかりすぎたため、今回のバージョンの開発範囲を狭める、ということはあり得る話しです。他にも、お客様の予算が削られたため、機能を一部パージするというなら、まだわかる話ですよね。
他にも私が集客を担当したイベントで会場変更の指令が出たことがありました。
そのイベントは、定員をはるかに超えるキャンセル待ちが出たため、会場を変更する!という決断をリーダーが下したのです。実は、会場の変更は結構リスキー。というのもすでにお申込み済の方全員に、会場変更のことを案内しなければならないし、キャンセル待ちの方にお席をご用意する案内にも、会場変更を案内しなければならないためです。恐ろしいことにキャンセル待ちでお申込みいただいた方でも、もう予定入れちゃった、みたいな人も必ず出てくるので、イベントまでの残り時間で、新会場の定員まで入れられるかは、状況によっては、地獄の苦しみを味わうことになるからです。ただ、リーダーが、そういった諸々のリスクを全て把握していることや、会場変更であられるメリットも提示してくれたため、プロジェクトメンバーは安心して朝令暮改を受け入れることができたわけです。
いかがでしょうか?
今の時代、特に「納得できる理由」をしっかり説明できるか否かで、評価が全然違ってくると思います。リーダーに求められるスキルは、どんどん変化していて、どんどん高いレベルを要求されるようになったと思いませんか?特に、変化のスピードが早く、しかもこれまでのパターンでは予測が難しいことが多くなりました。ハラスメントにも気を付け、日々の言動に最新の注意を払う必要がある「リーダーという立場」になりたい人が減ってしまうのも、無理ないかも?と思ってしまいます。
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