
猛暑が続いていますね。一方、東北では大雨で最上川が氾濫しています。それを考えると、人生にはコントロールできないことが本当に多いことに気付かされます。
そもそも、私たちは自分の身体さえ、思ったように動かせません。というか、勝手に動いてる臓器の集合体が人間です。『はたらく細胞』を見ると実感しますが、心臓も肺も、血管も、腎臓や胃も、自分の意思でどうにかできるものじゃないわけです。
あと、よく言われることですが、相手を変えようと思っても不可能です。だったら自分の受け取り方を変えたり、自分の行動を変えたほうが確実なのですが、実際には相手を変えることに拘ってしまうことが多いですよね。コントロールできないものを、コントロールしようとする。これが人生の悲劇を生んでいるといっても過言ではありません。
今、パリでオリンピックが開催されていますが、あれだけ鍛錬を積んでいるアスリートのみなさんでさえ、肉体を完璧には制御できるわけではありません。もちろん、練習することで、精度を高めることができるのは事実。練習が無駄になるわけではありませんが、試合当日の気候や環境、観客の声援、相手選手の調子など、様々な条件は本人にはどうしようもないわけで、それを受け入れるしかないわけです。
別の例でいうと、投資があると思います。
今、新NISAをやってる人は多いと思いますが、直近で実績が良い投資信託に全振りすると、いつかきっと痛い目を見ることになると思います。この数年、たまたま株価が上昇基調だっただけで、いつ下落するかわかりませんよね。ビットコインや、金を買う人もいるでしょう。ただ、本当のお金持ちは、全部買っていたりするわけです。なぜそんなことをするのか?それは、何が正解かわからないからです。要するにコントロール不能な世界の中で、全てを失うリスクをできる限り低くするために、全部に賭ける。そういう考えです。
人生では、コントロールできることは極めて限られています。想定できるリスクに備えたり、目標達成のために、努力していくことは絶対に大切です。だからこそ、私たちは、努力は裏切らないという前提に立ちつつも、目の前の現実を受け入れる「おまかせで生きる」ことが、めっちゃ重要だと思います。よかったら、ちょっとだけでも意識してみてください。
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